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レースロードバイク感想・レビュー・インプレ

ミラノ~サンレモ2017の感想。あの場所であの男が動く!

© Luca Papini Twitter

今年のミラノ~サンレモ(MSR)が終わったので感想を書くブヒ。桜もち入りの鯛焼きを食べながら。おまえらの分はないブヒよ。

(1) チプレッサの前までは特に何もなく

これまでのMSRにありがちな展開で、ゴールから数えて2つ目の坂「チプレッサ」までは、特に事件もなく、小規模の逃げ集団を、プロトンがまったりとタイム差を調整しながら追う展開。
まじ今年は平和ムード。有力勢にアクシデントが起こることもなく、大きな落車もなく、牧歌的に進行。
しかし、チプレッサの登りの手前でプロトンはついに逃げ集団を完全に吸収、レースを振り出しに戻し、実質的な戦いの鐘が鳴り響く。各チームがチプレッサを有利なポジションで登ろうと、または、登りに弱い選手を蹴落とそうと、一気に速度を上げてチプレッサに突入!


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(2) チプレッサの登り。レースが実質的に始まる。

チプレッサの登りでは、カヴェンディッシュが集団のペースについていけず、集団後方に取り残される。
集団先頭では、各チームのアシストやアタッカーなどが、チプレッサの登りや下りで小さなアタックを断続的に繰り返す。
しかし、どれも決定打にならず。
結局誰もチプレッサで抜け出すことができずにプロトンは一丸となったまま、チプレッサを下り終える。
勝負の行方は、ゴール前最後の坂にして、毎年最大の勝負どころとなるポッジオの登りへ持ち越されることに。
このチプレッサでは、サガンやデゲンコルプなど各チームのエース格は動かず。
チプレッサを下り終えて、ゴールまで残り13kmあたりで、それまで鳴りを潜めていたクイックステップが先頭で活発に集団をひきはじめる。ボーネンも積極的にプロトンを引き伸ばす。あいかわらずサングラスもせずに素手というボーネンスタイル。
ポッジオに向けてもプロトン内部での各チームの位置争いが激化。
やはり今年もポッジオで決定的な動きが出るのか?

(3)最後にしてレース最大の勝負どころポッジオへ。あの男がついに動く!

プロトンは一丸となったまま、ついに残り9km地点のポッジオへ。このポッジオに先頭でつっこんだのは、クイックステップではなくチームSky!
しかし、そのすぐ後からなんとトム・ドゥムラン(大ドゥムラン)が先頭で鬼引き。チームメイトがついてきてないんですが・・・。ドゥムランのアタックなのか、よくわからないまま、ドゥムランは約2.5kmにわたって集団の先頭を引きまくってたわ。その背後にはきっちりチームSkyが人数をそろえてドゥムランをマーク。
そしてドゥムランが失速したタイミングで間髪いれずに、世界王者ピーター・サガンがアタック!一気に集団から1人抜け出す!
このサガンのアタックには瞬時に誰も反応できず。しかし、数秒遅れてクイックステップのアランフィリプと、チームSkyのKAWASAKIじゃなくてクヴィトコウスキーが反応!
ちなみに、クヴィ~はサガンの同世代で元世界王者。そして今年のストラーデ・ビアンケの覇者。クヴィ~はここ2~3年、アルカンシェルの呪いにかかったみたいに、あまり大きなレースで目だってなかったけど、今年はかなり充実した状態でレース走ってる感じ。
サガン、アランフィリプ、クヴィの3人で登りを爆走。サガンが先頭を引きまくり、集団を後方に置き去りにすることに成功。
ポッジオの下りでもサガンがずっと先頭で下りを攻めて、集団との差を広げようとする。アランフィリプとクヴィもサガンの背後で遅れずについていく。
残り2kmの時点で17秒差!
そして下りを終えて平地へ。この時点でも集団とのタイム差は維持。
ここで3人が牽制しあえば集団においつかれ、ポッジオの登りでの苦労が水泡に帰すため、3人は牽制せず。というかサガンはそれを許さず、ずっと先頭を引きまくる。
クヴィ~は、かつてのストラーデビアンケで、アナウンサー「グッバイ!ピーター!」といわしめた登りスプリント能力を持つが、一方で、おそらく3人の中で一番スプリント能力が低いのがアランフィリプ。
アランはローテーションに加わらずずっと3人の中で一番最後。また、クヴィもちょっとしか先頭にでない。ほぼずっとサガンが1人で先頭を鬼曳き。
そしてゴールスプリント開始!サガンが早めにしかけ、クヴィがサガンの背後を取る。
しかし、サガンは引き続けていたせいでスプリントにいつものキレがない!伸びない!
そんなサガンの背後からクヴィが抜け出し、サガンに並ぶ!アランもクヴィのすぐ横に並び、3人がほぼ並んだままゴールラインへ!クヴィとサガンがハンドルを投げる!
若干アランだけが遅れるが、クヴィとサガンはほぼ同時。どっちが勝ったのか微妙なところ。でも映像みたらちょっとだけクヴィのタイヤが先か?
どっちや?と思ってたら、実況がクヴィ、クヴィと連呼してるし、チームSkyのメンバーがゴール後にクヴィと抱擁を交わしてるのが見えて、クヴィの勝利確定!
KAWASAKI、じゃなくてクヴィトコウスキーすげええええええええ!ストラーデ・ビアンケに続いてミラノ~サンレモと連続勝利!今年のクヴィはすげぇよ!

サガンよりも長距離の登りはいけそうな感じやから、ひょっとしたらアルデンヌクラシックとかでも活躍するかもしれへんな!

 そしてサガンは残念。


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(4)サガンの敗因は、カンチェラーラの引退か。

もし今年もカンチェラーラがいれば、間違いなくポッジオでカンチェラーラが攻撃したか、サガンについていってたはず。
そうすればサガンは、カンチェラーラと協調してゴール前までこれたはず。つまり1人で鬼引きする必要はなかったやろなと考えられる。そしてスプリント力ではカンチェラーラよりも強いはずやから、最後にちょんと刺せば勝てた可能性が高い。
しかしそのカンチェラーラは引退してもういない。勝負どころの決定的なアタック後は1人でついてきた連中を引率せなあかん。誰もがサガンを疲れさせ、自分は脚を節約しようとする。かといって、サガンが曳くをやめれば、一流スプリンターたちが追いついてきて、スプリント勝負になる。こうなればサガンと同じかそれ以上のスプリント力をもつ選手らと相手に、サガンはスプリントせなアカンから勝利はさらに不透明になる。
サガンは、登りでの彼のアタックについてこれるけど、彼よりもスプリント能力が落ちる人間だけを引き連れてゴールに向かうことが勝利の必須条件。でもその場合、サガンよりもスプリント能力が落ちる選手は、サガンを疲れさせようとしてサガンには協力しない。結局、サガンが1人先頭で鬼引きせざるを得ない。
おそらく今年の他のレースでも、そして来年以降もカンチェラーラが背負ってた同じ苦労をサガンは背負い続けることになるやろうな。
それにしてもクヴィはそのうちまた世界王者に輝くかもしれへんな。

(5)おまけ

アニメ「ろんぐらいだぁす」などアニメのOP・EDをiTMSで購入しまくって、ミラノ~サンレモ見ながら、ろんぐらいだぁすのEDをリピートしてたわ。あの曲、影山ヒロノブが作曲してるんやな。曲名は「ハッピーアイスクリーム」。
iTMSで買おうと曲名検索したら、筋肉少女隊の「ハッピーアイスクリーム Live版」を買ってまうとこやったわ。

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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