Lezyne RAP20 TOOLのレビューと、ロードバイク初心者が携帯用ツールを買ってはいけない理由。

ちょっと前にLezyneのRAP20 TOOLというロードバイク用・MTB用の携帯ツールを買ったんや。名前の通り、20個のツールがコンパクトにまとまっているやつ。   今回は、次の2点について書くで。   (1)Lezyne RAP20TOOLのレビュー (2)それに関連して、ロードバイク初心者がこの種の携帯用マルチツールを買わないほうがいい理由   ほないこか。   目次1 (1)Lezyne RAP20TOOLのレビュー1.1 ①商品紹介1.2 ②外観&構造1.3 ③使い勝手1.4 ④結局こうするのが一番2 (2)ロードバイク初心者がこの種の携帯用マルチツールを買わないほうがいい理由 (1)Lezyne RAP20TOOLのレビュー   ①商品紹介   買ったのはこれ。 公式サイトの説明をパクると、   エントリーグレードマルチツール。アルミサイドプレートとクロムバナジウム鋼のビットは高剛性で耐久性も高い。14/20モデルはアルミニウム製のチェーンカッター(9/10/11スピード用)を装備。不意のトラブルにも対応可能です。 20TOOL ■Hex 2, 2.5, 3, 4, 5, 6, 8mm ■Star Shaped T25, T30 ■Phillips & Flat Head ■Chain Breaker: (8/9/10/11speed) ■Spoke Wrenches: Mavic Mtv, 3.22, 3.45 ■Tire Lever: Open end 10mm ■Bottle Opener: Open End 8mm, Disk Brake Wedge   20TOOLの重さは178g。   他にも6種類のツールのものと14種類のツールのものがある。   公式PV。     ②外観&構造   綺麗。男が好きそうな見た目。いや男好きという意味ではなく、男が惚れるデザインという意味で。   裏側から。完全にぴったりと凹凸なく収まるのではなく、裏側はゴツゴツと各ツールの端っこが少しはみ出る。 よって手のあたりはよろしくない。ゴツゴツ感あり。   各ツールを開く。ジャキーン!買ったばかりでピカピカ。昔、「いまのキミはピカピカに光って~♪」って歌があったん覚えてるかな?     ゴム製のツールケースカバーもついております。これで上記のゴツゴツした感触を隠すことが可能。またこのようにカバーをしておくと、背中ポケットやバッグの中で、他のアイテム、たとえば予備チューブなどを傷つける危険性が大幅減。 見た目はイイネ。いいよいいよー。       ③使い勝手   アカンな。使うのがだるい。以上。   具体的にいくつか書こう。   まず、上記のようにカバーをつけると、使うときにカバーを外す手間がある。ダルい。   次に、折りたたまれた状態のツールを展開する手間がある。ダルい。   さらに、結局各ツールがコンパクトなだけに作業が円滑に進まない。   奥まったところや狭いところはそもそもツールが入っていかない、レンチの長さが足りない。この点について敷衍するとやな、ワシはシートポストにリアライトつけてるんやけど、そのライトはシートの高さを調整するクランプとぴったりと接触してるんや。   で、サドルの高さを調整するためシートポストを動かすとき、そのクランプのねじを緩めようとすると、このツールのレンチの長さが短いために、リアライトにこのツールが当たるんや。   そのためにリアライトを外すか、ちょっとズラすかしてツールの持ち手がライトに接触しないようにいじらなあかん。いじったらまたライトをもとに戻す作業が必要になる。怠い。   最後に、各ツールの精度はいい(と思う)が、使うときには変な力の入り方して、ネジの頭がつぶれたりしないか気を遣う。   … Continue reading Lezyne RAP20 TOOLのレビューと、ロードバイク初心者が携帯用ツールを買ってはいけない理由。