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Bianchi公式サイトより © F.I.V. E. Bianchi S.p.A. (Grimaldi Industri AB) / VAT IT 01897810162 |
ビアンキ(Bianchi)からエアロロードバイクの新作Ariaが発表された。
ビアンキのエアロロードバイクの新モデルというと、ちょっと前に発表したトップモデルのオルトレ(Oltre)シリーズ。こっちはだいぶ前に発表されてた。
過去記事:ビアンキが新ロードバイクOltre XR3を発表。ロードバイク初心者にもおすすめのロードバイク。
そして今回発表の最新作Ariaは、ガチ勢向けのOltreよりも初心者向けという位置づけのエアロロードバイク。つまりお値段もOltreよりもお安い!やったぜ!
Bianchi公式サイト:Bianchi introduces the new Aria
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Bianchi 新エアロロードバイクAriaの概要・特徴
①特徴・概要
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© F.I.V. E. Bianchi S.p.A. (Grimaldi Industri AB) / VAT IT 01897810162 上記公式サイトより |
Ariaの特徴は、なんといってもBianchiのタイムトライアルバイクであるAquilaの特徴をいくつか導入してることや。
タイムトライアルバイクは、空力性能を極限まで高める必要があるバイク。その特徴を採用したからこそ、Ariaはエアロなロードバイクというカテゴリーに位置するわけ。
具体的には、まずフルカーボンのフロントフォークもダウンチューブとの一体感を獲得し、より空力に優れたデザインにしてたり、リアタイヤまわりのシートチューブの造形もエアロになっとる。
また、シートステーも普通のロードバイクに比べると、シートチューブのより下方に位置させることで空力性能を向上させとる。
さらには、シートポストとシートチューブをつなぐクランプ部分が一体化したエアロなデザインに。余計な凸凹がないというわけ。その他いくつもエアロな工夫がなされとる。
フロントフォークはフルカーボンで、重量370g、テーパー形状で1-1/8″ to 1-1/4。
そしてフレーム重量はサイズ55で1100g。
おまけとして、エアロロードバイクというジャンルやから、Bianchiとしては「トライアスロンでも使えるで!」とのこと。そのためにはタイムトライアル用の特別な形状のハンドルパーツが必要やけど、それも使えるようになっとる。上の画像のように。
Bianchiはそんな用途で使ってくれてええでと公式にいうとる。
②上位機種Oltreとの違い
上記のエアロな工夫はOltreでも採用されとる。そういった点ではAriaもOltreも同じなんやけど、フレームで採用されとる技術で一番大きな違いは、快適性を向上させる技術であるCountervail technologyとやらの有無。 上の動画を参照してブヒ。
Ariaではこの技術は使われてなくて、Otlreでは使われてる。
よって快適性はOltreのほうが上だと思う。ま、実際乗ってみたらたいして違いないかもしれへんけど。サドルとかタイヤとかホイールの差異のほうが影響でかかったりするし。
③お値段と完成車仕様
情報源記事によれば、「カンパニョーロのエントリーグレードのコンポであるケンタウル+ホイールにVision Team 35」という完成車で、£2249ちょっと。日本円で32万円弱。
いくら今年発表されたばかりの新ケンタウルが載っているといっても、ケンタはエントリーグレードのコンポ。それなのにこの価格。十分高いですね・・・(呆れ)初心者向け????
ま、実際のところはまだまだこれから、ShimanoのコンポのTiagra/105なんかと組み合わせて、ホイールもShimanoなどの安いホイールがついてくる完成車も販売されるかもしれへんから、この32万円というのが一番下なのかは不明。そのへんは今後の展開次第や。
それに日本代理店の戦略もあるやろうし、実際に日本で売られる場合はどんな仕様でいくらになるか、そのへんも公式発表を待つべし。
おまけ:Bianchiよりカーボンコラムフォークについての重要なお知らせ
Bianchiの一部機種におけるカーボンコラムフォークの取り扱い・組付け方法についてちょっと問題になってたのは知ってるやろと思うけど、一応、日本の公式から最近になってまた繰り返しの案内があったから紹介しとくわ。
Bianchiユーザーはちゃんと読んどきや。
Bianchi(日本公式:安全に関する重要なお知らせ
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)