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その他ロードバイク

ロードバイクを買うなら軽さとエアロ性能のどちらを重視すべきなのか?遅いほどエアロ性能の恩恵が高い?

初めてロードバイクを買う場合、あるいはすでに持っている人間が新しいバイクへ乗り換える場合、2種類のロードバイクのどちらを買うべきかで苦悩する。

すなわち、軽さを重視して軽量ロードバイクを買うべきなのか、それとも最近流行の空気抵抗を低減させる性能に優れたデザインのエアロロードバイクを買うべきなのか?


もちろん、金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる。マネーパワーさえあれば悩む必要なんてあらへん。両方買えばええだけや。でも、なかなかそういうわけにはいかへん。買うとしたらやっぱりどっちか1台になる。

さて、伝統的な考え方では、ロードバイクにおいては「軽いは正義」だった。しかし、その正義は本当に正しいのか?

情報源:Lightweight v aero: which is best?

なお今回のネタに関する記事として、過去記事でもこんな記事を書いたので読んどいてな。

過去記事:ヒルクライム用の超軽量バイクは無意味?山岳レースでも不利になるたった1つの理由。

ほな、いこか。


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(1)軽さは正義なのか?

トレックジャパン Twitterより Emonda

①100gの差が生み出す差とは?

ロードバイクブランドのメリダ(Merida)が、去年のツール・ド・フランスについて、同社の超軽量バイクScultura SL TeamとエアロロードバイクReactoで、どちらに乗ったほうが有利だったのかを、わざわざ外部の専門機関に依頼して研究してもらったらしい。

そしたら、まぁ去年のツールのコース設定とプロが乗った場合という前提条件があるけど、超軽量バイク Scultura SL Teamに乗ったほうが良かったステージなんて1つもなかったとの結論が出た。えぇ……(困惑)。もうReactoだけ乗ってればええんや、という結論になったわけや。

メリダが言うのは、平地ではもちろん軽さの恩恵なんてまずあらへんということ。多少軽かろうが意味なしと。

メリダのデザイン部門のえらいさんはこう言う。

The influence of the weight is the most overrated issue [in] road bikes.

訳「軽さという価値は、ロードバイクでは過大評価されすぎ」

ただし、平地ばっかりずっと走れるコースなんてあんまりあらへん。だったら平地以外のアップダウンがあるコースではどうなのか?

この点については、ホイールブランドSwiss Sideの研究結果が情報源記事に載ってる。

Swiss Sideの研究は、

・距離120㎞で獲得標高1000mのコースを設定

・「理論的に標準的であるライダー(体重75㎏。ま、外人の標準ということで)」が時速30㎞(平均出力211.4w)で走る。

・バイクは8㎏ジャストと、8.1㎏のバイクで比較。重量差100g。

という条件設定で行われた。

その結果、重量が100g軽いとどれだけ速かったのかと言うと・・・・・

ずばり、「3秒」。120km走って3秒差。

ま、あくまで理論上・計算上ということやけどね。

よって、100g軽かろうがほぼ意味なし。平地でも、起伏あるコースでも軽さは武器とならない。

②軽さ武器となる場面は?

しかし、一方で軽さが有意な武器となる場面も書いてある。

それは、斜度が4.5%以上ある場合の登り。特にその斜度で長い距離を登る場合や、あるいは激坂の場合。

これらはやはり軽さのメリットが、エアロ性能というメリットを上回ると書いてある。


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(2)遅い人間ほどエアロ性能の恩恵がある?

さて、超軽量バイクについては上(1)で書いたから、次はエアロロードバイクについてや。

空気抵抗は速度に比例して増大する。せやからエアロ形状のロードバイクは、速く走れるライダーにとってより重要やと思われてる。

でもこれは半分間違い。

A:空気抵抗の存在とその度合い

B:空気の抵抗をどの角度から受けるか

この2点は区別して考えなあかんし、これら2点を総合的に考えなあかん。

Aという観点だけを考えれば、たしかに速く走れない人間にはエアロロードバイクなんて必要ないよという結論になる。

しかし、問題はBの観点。風を受ける角度。ヨー角ってやつ。ワシは文系やから全然わからんけど。

乱暴にいうと、風を真正面から受けるとヨー角はゼロ。風を真横から受けるとヨー角90度。こんな感じ。で、やっぱり風を受ける角度がかわると空気抵抗もそらちゃうやろという話よ。

実は普通の環境で走る場合、プロは一般人よりもこのヨー角が少ない。だいたい10度以下。逆に遅い速度で走る一般人のほうがヨー角が大きくなる。一般人の場合だいたい20度ぐらいになる。つまり速く走るほどヨー角が小さくなる。

そしてエアロホイールのエアロ性能というのは、このヨー角が大きくなるほどその効果が大きくなるらしい。ただ限界もあって、ある一定の角度(20度)を超えると意味なくなるらしい。ま、このへんはホイールによって若干違うやろうけど。

そこで記事中ではこう書いてある。

 “It’s those higher yaw angles that see the biggest gains, up until about the 20° mark when the airflow detaches from the rim and you lose the aero advantage.”

訳「そのような高いヨー角こそがホイールの最大のエアロ性能のメリットを享受できる。だいたい20度までやな。それ以上はリムが生み出す空気の流れがなくなって、エアロ性能というメリットを失うことになるで」

よってヨー角が20度に近づくほどエアロ性能のメリットが大きくなると。すなわち、速く走れる人間ほどエアロ性能のメリットが薄い。遅い人間ほどメリットが大きい

これはエアロホイールの性能に関してのことやけど、フレームのエアロ性能でも同様に考えられるとすれば、「ヨー角という観点(上Bの観点)からは」、エアロ形状のフレームの恩恵を受けるのは遅いライダーということになる。

ただ、上述AとBの観点の総合的判断やから、AとBのバランスをどうとるかやろね。Aという観点では速いライダーのほうがお得。Bという観点からは遅いライダーのほうがお得。乱暴にまとめればこうなる。

ま、ようするに、

別に遅くてもエアロロードバイク乗ったらええんや!

ということ。

(3)結論

Cervélo‏ Twitterより

さぁ結論や。

以上のことからもうわかってると思うけど、軽さかエアロ性能か?つまり超軽量バイクを買うか、エアロロードバイクを買うか?という2択の答えは、大多数の人間にとっては、「エアロロードバイクを買う」が正解!

ただし、例外的にヒルクライムレースを中心にするとか、きっついきっつい登りしか走らへんという変態さんだけは軽さ重視や。せやから超軽量バイクを買おう!

もちろんお金持ちは両方とも買えばええんやで。

関連する過去記事:ヒルクライム用の超軽量バイクは無意味?山岳レースでも不利になるたった1つの理由。

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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