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プロチームが白いジャージを採用する理由。

Team Sky Twitterより

今年のツール・ド・フランスではチームSkyが「悪の軍団」を想起させる通常の黒色ジャージを着用せず、ツール・ド・フランス限定ジャージとして、イメージが全く正反対となるさわやかな白色ジャージを着用してた。

そして、偶然にも今年のツール・ド・フランスではチームSkyと同様に、トレック、カチューシャ、Fortuneo-Oscaroの3チームも白色を基調としたツール限定の特別ジャージを用意した。合計4チーム。

これらについては以下の過去記事のようにツール前にネタにした。

過去記事:カステリ&チームSkyがツール・ド・フランス特別仕様ジャージを発表。イメージがガラっと刷新。 

過去記事:トレック・セガフレードもツール限定デザインのジャージを公開。トレックよ、お前もか・・・お前も白なのか。

また、今開催中のブエルタ・エスパーニャでは、 Aqua Blue Sportがこれまたブエルタ限定デザインとして白色ジャージを着用してる。

よって、ツールとブエルタを合わせると合計5チームが、白を基調とした特別ジャージをグランツールで採用したということになる。

一体、なぜなのか?なぜ白なのか?

情報源:White jerseys the next technical advantage for WorldTour teams


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(1)白いジャージに使われる技術とその効果

Team Sky Twitterより

チームSkyにウェアを提供してるのはカステリ、そしてトレックに提供してるのはSportful。この両社でブランドマネージャーを努めるSteve Smithはこう述べてる。

“With Trek-Segafredo we wanted to give a fresh new look to correspond with the launch of the new Emonda and with Team Sky, we had done a white sample whilst exploring kit design options last year,”

訳「トレックについて言えば、新しいイメージを伝えたかったというのがあって、それは新しいEmondaのデビューのためやったんや。チームSkyについていえば、白いジャージのサンプルを提案したのは、去年にジャージのデザインをいろいろ考えて試してたときやね」

“We didn’t feel it was the time to switch Team Sky from black to white, but everyone loved the jersey and so the decision was taken last fall to do the white jersey as a Tour de France special”

訳「そんときは当然、それがチームSkyのジャージデザインを変更させることになるなんて思ってへんかったわけよ。でもまみんな白いほうも気に入ってくれたし、そんなわけで去年の秋に、今年のツール限定ジャージとして白いジャージを使おうかと決定したんよ」

“The jersey fabrics [Castelli and Sportful produce – ed.] you see as black start out as a white fabric that is then sublimated with black on top. The fabric contains titanium dioxide particles, which are used in the dyeing process of the white base fabric.”

訳「ジャージを作るときってのはたとえ黒色のジャージであっても、もともとは白色なんや。そんで白を黒へと昇華プリントするわけ。ジャージの繊維には酸化チタン粒子が含まれるんやけど、なんでかというたら、それは白を他の色へ変えるときに使われるんよ」

“Titanium dioxide is so good at reflecting UV light that it is a common active ingredient in sunscreen. On a hot day with direct sunlight, you can readily feel the difference in heat between a fabric that is dyed black (hot) and a white fabric that is sublimated black (much cooler), and it is hard to tell the difference between a white or black sublimated fabric.”





訳「この酸化チタンってのは、めっちゃ紫外線を跳ね返してくれて、日焼け防止グッズではよく使われてるもんや。暑い日に直射日光あびたら簡単にわかることやけど、単純に黒に染色した服と、もともとが白色で黒へ昇華プリントを施した服とでは、後者のほうがずっと涼しいことがわかるで。さらにいえば、昇華プリントの場合は見た目が白だろうが黒だろうが、暑さという点では違いはなかなかわからんと思うで」

ほほー。そうなんやね。ただ染める場合と、昇華プリントという手法とでは同じ見た目が黒でも日光があたったときの効果が全然違うんやね。

繊維メーカーや服飾業界とかの人らには常識なんかもしれへんけど、全然知らんかったわ。ワシ、豚やし。

ワシは小学校時代から理科がだいっきらいやったわ。特に化学なんて意味不明やったわ。今でも、「水素と酸素がくっついて水になる」とか信じてへんし。「おまえくっつくとこ見たんか?」と言いたいぐらいや。「見たわ!」とか言われそうやけど。アホですまんな。

でも、昇華プリントという手法を使った場合なら、暑さの感じ方が白でも黒でも変わらへんのやったら、別に白色ジャージをわざわざ用意する必要はないやん。

ということは、やっぱり性能どうこうよりは、見た目上の変化、イメージ刷新というのを重視したってことかいな。やっぱりジロ、ツール、ブエルタの3大グランツールは特別なイベントやから・・・・・ってことかな?ま、TREKの場合は、上述のように新Emonda登場に合わせてということやけど。

ちなみに、昇華プリントどうこうだけが暑さの感じ方を左右する要素というわけじゃなくて、他の要素も暑さの感じ方に影響を与えるようや。分子構造とか繊維の編み方でも、暑さの感じ方に違いがでるらしい。メッシュ構造にしたりとかやね。ま、いろいろ工夫あるわけやね。


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(2)UCIルールとの関係

Team Sky Twitterより

UCIの規定では、各プロチームはそれぞれ「今年のうちのデザインはこれでいくで!」という特定のデザインを用意せなアカンという決まり。チームSkyでいうなら上画像のように黒色のジャージがそれ。

さらに、それに決めたらそれをちゃんとレースで着なアカンという決まりもある。

つまり、勝手にレースのたびにジャージのデザインを変えたらアカン。

ただし例外があって、UCIに申請出して特別な許可を得られば限定的に違うデザインのジャージを着用することができる。

よって、上述の5チームはツールまたはブエルタが始まる何か月か前にUCIに申請を出して、UCIの許可を得た上で限定デザインのジャージを着用してたわけやね。

関連過去記事:カステリ&チームSkyがツール・ド・フランス特別仕様ジャージを発表。イメージがガラっと刷新。

関連過去記事:トレック・セガフレードもツール限定デザインのジャージを公開。トレックよ、お前もか・・・お前も白なのか。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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