
先日発生したニューヨークはマンハッタンにおける人気の自転車道に、ピックアップトラックがテロ攻撃をしかけた事件。
その事件を受け、ニューヨーク市(NYC)はコンクリートバリアー(壁)を自転車道に建設開始。もちろん車の侵入を防ぐため。
いやー、やっぱりアメリカは行動速いね。
情報源(ニューヨークタイムズ):New York Adds Concrete Barriers on Bike Path After Attack
現在建設中のコンクリートバリアーは以下のような感じ。
Cyclists complain about concrete barriers installed on Hudson River bike path after terror attack that killed 8 https://t.co/G0zpxepu2y— New York Daily News (@NYDailyNews) 2017年11月4日
New York officials today began erecting concrete barriers at the access points to the Hudson River Park bike path https://t.co/H1b8TqMlRv— New York Magazine (@NYMag) 2017年11月3日
Concrete barriers are going up along the bike path where a driver mowed down people in #Manhattan on Tuesday. pic.twitter.com/ZyEuhf3I8N— Spectrum News NY1 (@NY1) 2017年11月3日
Concrete barriers installed along West Street bike path https://t.co/PPtTry2P6V pic.twitter.com/nMn7jKxHLG— NY 24Telegraph (@NY_24telegraph) 2017年11月2日
#BREAKING: Concrete barriers going up along NYC bike path where terror attack happenedhttps://t.co/axmeNpUQ8l pic.twitter.com/TxJCKTo1wP— Eyewitness News (@ABC7NY) 2017年11月2日
これらのコンクリートバリアーは、ハドソン川沿いの自転車道に57箇所あるインターセクション(交差点)に設置されるもよう。その57のうち、31箇所は車が入ってこられる交差点。残り26箇所が歩行者用の交差点。
前者にはジャージーバリアー(T字型っぽいコンクリートバリアー)、後者にはでかい四角形のコンクリートバリアーが設置される。
これらのテロ予防対策はもちろん最初の1段階にすぎず、今後もいろいろな方策が講じられるもよう。
一方、自転車道からの利用者からはちょっとした不平が漏れてるのも確か。曰く「走りにくくなった」。
ま、そらそうやろね。少なくともこのコンクリートバリアーを置いたらその部分は、道が狭くなるからね。朝の通勤ラッシュとかは大人数が移動するから、この交差点で渋滞起こるやろね。しゃーないね。
これら交差点以外にもまだ自転車道に車が入っていけるルートはあるようやけど、それらの抜け穴もそのうち何らかの方法で少しずつふさがれていき、完全な安全性を確保できるよう頑張るらしいで。徹底してるな。
【関連する過去記事】
・ニューヨークのマンハッタンで自転車乗りを標的にしたテロか?自転車道に侵入し自転車乗りが少なくとも8人が死亡。
・米国は、ニューヨークでのテロを受け、自転車道の保護を強化する予算増額の方向。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)