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パーツ・工具類動画

【実験】カーボンホイールのブレーキ摩擦熱について。高熱への耐久性はどれくらいあるのか?

カーボンホイールとブレーキ摩擦

おまえらがカーボンホイールを買おうかと思うとき、ある1つの懸念が頭にもたげる。

 

そう、それは、「ブレーキによる摩擦熱でカーボンホイールが高熱になり、チューブがパンクするんじゃないか?ホイールがダメになるんじゃないのか?」という心配や。

 

そこで今回は、おまえらに冬のボーナスでカーボンホイールを買わせるべく、カーボンホイールの真実を伝える実験を紹介しようと思う。土曜日に呟いてたネタや。

 

 

なおワシはボーナスなんて夏も冬ももらったことないし、見たこともない。豚に人権はない。

 




 

(1)カーボンホイールの熱耐久性についての実験動画

 

カーボンホイールとブレーキ摩擦熱
下記動画より

 

①実験内容

 

実験動画は記事の下のほうにあるからあとでのんびりと見といて。今回はまず軽く概要と結果をまとめとくで。

 

今回実験を実行したのはAlto Cyclingというホイールメーカー。

 

公式サイト:Alto Cycling

 

実験は単純、ある装置に各社カーボンホイールをセット。ブレーキを当てたまま回転させ続ける。ただそれだけ。ブレーキとの摩擦熱でホイールがダメになったり、チューブまたはタイヤが破裂したら実験終了。各製品ごとにそのどのくらいの時間耐えれたかを競う。

 

カーボンホイールとブレーキ摩擦熱
下記動画より

 

あーめちゃくちゃだよー。こんな風になったら実験終了。実にシンプル。被験者となったカーボンホイールの製品リストは次②に書いた。

 

 

 

②被験者と化したカーボンホイールたち

 

今回の実験で使われたカーボンホイールたちは次の9種類の製品。動画での登場順に並べた。

 

  1. Bontrager Aeolus 5 TLR D3
  2. Boyd 60 mm Clincher
  3. ENVE SES 4.5
  4. FSE EVO 55C
  5. Knight 65 Clincher
  6. Mavic Cosmic Pro Carbon SLC
  7. Roval CLX 50
  8. Zipp 404 Firecrest
  9. Alto CC52

 

おまいらの使ってるホイール、あるいはこれから買おうと思うホイールあるかな?




 

(2)カーボンホイール高熱耐久実験結果一覧

 

さて結果や。動画ではいくつかグラフも登場しとるけど、わかりやすい結果だけざっと表にしてみた。なお、動画では温度が華氏表示やけど、ワシは日本人の文系やからわかりやすいよう摂氏に直したうえで、ようわからんけど有効数字っていうの?それは小数第1位までしか記載してない。

 

製品名耐久時間(秒)限界温度(℃)48℃に冷めるまでの必要時間(秒)
Bontrager Aeolus 5 TLR D3184166.6361
Boyd 60 mm Clincher187166.9325
ENVE SES 4.5326130.0308
FSE EVO 55C206117.1276
Knight 65 Clincher121141.6229
Mavic Cosmic Pro Carbon SLC251129.7391
Roval CLX 50184150.6324
Zipp 404 Firecrest312150.6324
Alto CC52(Phase1)1200 ←!?128.534 ←!?
Alto CC52(Phase 2)1200 ←!?142.0364

 

今回の実験はあくまでブレーキの摩擦熱に対する耐久度という実験やから、衝撃とか紫外線とかひび割れとかそういう別の要素に対する耐久性とは全く別な。

 

Bontrager Aeolus 5 TLR D3とBoyd 60 mm Clincherは、限界温度がそれぞれ2番目・1番目に高い。つまり一番高熱に強いと言えるけど、どちらも高熱に対する持続時間が短いね。ともに約3分。そして48℃まで冷めるクーリングタイムもけっこうかかる。約5分30秒~6分やね。

 

その2つと対照的なのが、Knightやね。耐久時間・限界温度ともに大したことないけど、48℃に冷めるクーリングタイムが一番短い。めっちゃ乱暴にいえば短時間で冷めやすい。ま、もともとさほど高温にならない(なれない)から、その分……って感じやろか。

 

Mavic Cosmic Pro Carbon SLCは限界温度が低いけど、耐久時間がそこそこある。でも冷めるまでめっちゃ時間かかる。なんでやろな。

 

耐久時間が似てるのがENVE SES 4.5とZipp 404 Firecrest。でも、限界温度が20℃違うし、冷めるまでの時間もちょっと違う。このへん素材や作り方がなんか違うんやろね。

 

耐久時間やけど、結果では最短がKnight 65 Clincherの2分というわけやけど、2分間ずっとブレーキを握りっぱなしとかまずありえへんやろ。そんなんしてたら握力がおかしくなって、その後の下りがヤバいわ。ブレーキはこまめにかけたり、かけなかったりするはずやから、あくまでこの実験は極端な条件での実験ということや。その点は注意。

 

日本は乗鞍とかいかへんかぎりは、長時間がっつりとブレーキかけ続けるとかまずないやろうし、普通に売られててみんな買ってるホイールは問題ないっちゅーことやろね。だから安心してカーボンホイール買え。すぐ買え。

 

あと、Alto CC52はなんかおかしなことやっとるね。というのも、このホイールは特殊な樹脂によって同社独自のラミネート加工が施されてるから。このホイールは次の公式サイトを見てみ。

 

 

Alto Cycling公式:CC52 CLINCHER(通販可能)

 

ま、結果としては、「ただのAlto Cycling社の自社製品の宣伝やんけ!」という感じやね。

 

なお、同社は「おう同業他社よ、文句あるならなんぼでも再実験したるぞ。おまえらの製品送ってこいや!」とおっしゃっておられるゾ。

 

今回の実験動画はこちら。

 

 

(3) 続報

この実験について、Boyd、Enve、Mavicの3社から反論・異論がきた。

例のカーボンホイールブレーキ熱実験について、Boyd、Enve、Mavicが反論!結局カーボンホイールは安全なのか?

[Wiggle]

 

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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2 comments
  1. あるふぁ

    ブレーキって運動エネルギーを熱エネルギーに変換するものなので
    ある所から温度が上がったり下がったりってブレーキが効かないって事のような気がしますけど

  2. piginwired
    piginwired

    物理はよくわからないブヒが、ブレーキの効きとの関係にはそういう観点もあるブヒね。今後そういう観点からのネタがどっかから出てくるかもしれないブヒね。

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