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その他

ファビアン・カンチェラーラが語る自身の現在と未来

カンチェラーラ

メリクリ。今回はロードレース界のレジェンドにして、最近モータードーピング疑惑を再燃させられたファビアン・カンチェラーラのインタビュー記事をご紹介。

 

 

情報源:Q&A: Fabian Cancellara on life after pro cycling

 




 

 

(1)カンチェラーラがプロデュースする2つのスポーツイベントについて

 

カンチェラーラは引退後の今、2つの大きなイベントをプロデュースしてる。1つは、自身の名前を関するロードバイク(ロードレース)イベントのChasing Cancellara、もう1つは、トライアスロンイベントのTriStar。

 

 

Chasing Cancellaraは、名前の通りカンチェラーラに追いつけ、追い越せというイベント。公道を封鎖して、カンチェラーラといっしょにちょっとしたレースをする感じ。そして、カンチェラーラに勝てたら、VIP待遇となり、カンチェラーラとお食事したり、二人で走ったりできる。

 

もう1つのイベント、TriStarはトライアスロンイベント。ただしガチトライアスロンの設定とは違って、かなり距離は短い。たとえば、スイムが300m、バイクが30㎞、ランも3㎞とか。

 

どちらのイベントも、できるだけガチ勢も趣味で楽しんでるだけという人も両方が楽しめるようなイベントとして運営される。

 

これらのイベントを通じて、カンチェラーラはスポーツをすることの楽しみ・悦びを伝えるのが自分の仕事やと考えてる。だからこそ、できるだけ間口は広く設定してるようやね。

 

 

 

(2)自身のプロチームを持つことやコーチになることについて

 

これについてカンチェラーラはこう言う。

 

at this point, I think no, I am not so interested in getting involved now with a cycling team as an owner or a director. I don’t really have the business experience or background which I think you need to become really successful as a manager. Perhaps that is something which I will learn or develop over time as I build more business expertise, but at the moment, no, I am not thinking of a further career in the management of pro cycling.

 

訳「この点については、ワシの答えはNoや。あんまり興味ないんよ、チームのオーナーとか監督になることに。ワシは、少なくともそのためのビジネス経験や素地も今はないし、それらがあって経営者・運営者として本当に成功できるもんやと思うしね。まぁたぶんチームの監督とかになればなったで、なんかいろいろあると思うんよ、時間をかけて覚えたり成長したりすることがさ。そんで、そうやりながらビジネスの専門家へと成長していくこともできる。でも今はないわ。プロチームのマネージメントをこれからやりたいとは思わへんね」

 

これについては過去記事も読んどいて。

なぜカンチェラーラはコーチや監督にならないのか?




 

 

(3)Trekとの関係について

 

From Fabian Cancellara Twitter

 

引退した今もカンチェラーラはTrekと契約を存続。その内容はグローバル広報大使として1年につき30日間だけTrek関連の仕事をすること。

 

カンチェラーラはそれを通じて、自転車業界との関わりを維持し、そして同時に自転車ビジネスについても学べると考えてる。

 

同様に、ゴアテックス素材で有名なGORE-Tex社、セレブご用達時計IWCなどTrek以外とも契約を結び、いろいろやっとる。

 

さらには世界中の障害を持つ子供にスポーツを楽しんでもらうための活動もしてる。

 

ま、忙しいわけやね。これが上(2)の自身のプロチームを持たない現在の理由の1つでもある。

 

 

 

(4)ドーピングや選手の権利、そしてロードレース業界について。

 

①ドーピングについて

 

ドーピングについては、いろいろいつも質問されるようやけど、オクスリについては過去と現在ではもうまったく状況が変わった、かなり改善されてると考えてる。1990年代と2000年代初頭はほんまにひどかったけど、今は違うと。

 

これにはやはり世界的にアンチドーピングという思想が広まったこと、そして何よりもスポンサーにとって不都合になることを避けようとする社会的・経済的な考えが広まったことも要因。

 

一方で、アホがまだおるとも考えてるようや。そしてそんなアホにドーピングを促すチームがあるとも考えてる。だいたいのドーピングはチームぐるみやったりするからやと。

 

 

 

②選手の権利の強化について

 

選手の権利の強化については、必要やと考えてる。より強い力をもつユニオン(団体)が必要だろうと考えている。その背景にあるのは、昨今のロードレースの複雑さ。

 

世界中でレースが行われるため、移動距離が莫大に、日程は過密に、スポンサーとの調整・関係も複雑化、それらの犠牲になるのはやはり選手であることもよくあること。

 

また多くの選手たちが、選手自身のことをチームの奴隷やと思っている節もあるし、チーム自体がレース主催者側の奴隷やと感じてる節もある。そして誰も責任を取らない状況につながると指摘してる。

 

しかし、今は中立的な立場でありたいとの考えから、選手たちの声の代弁者になったり、そのためになんらかの具体的行動にでたりは考えてないもよう。




 

 

(5)カンチェラーラの行動原理とは?

 

カンチェラーラ
From Fabian Cancellara Twitter

 

カンチェラーラは、自身の過去、現在、そして未来に関して、何が自身を動かすのか、その行動原理についてこう述べる。

 

I have always approached my life with passion – to find the things that I loved to do, and to try to achieve the most that I could. That is the way I approached my cycling career, and it is now the way I am approaching my post-racing career.

 

訳「ワシの生き方は常に情熱に基づくものなんや。情熱がやりたいことを決めるし、それをできるかぎり実現させようとするんや。情熱こそがワシのロードレーサーとしてのキャリアを形成してきたし、今の引退後の生き方を決めるんや」

 

I have always believed that my strengths – both in the past as an athlete, and now in the future as a business person – come from my ability to act and make decisions instinctively, to have an innate feel for how to succeed, and what will be interesting and challenging for me. So, I have initiated my “Chasing Cancellara” series this year, and I have also taken an ownership and leadership position in TriStar, a series of triathlon events.

 

訳「ワシはいつも信じてきたのは自分の強さや。アスリートとしての過去ももちろんそうやったし、そして現在ではビジネスマンとしての将来についても同じ。これは直観(情熱)に基づき行動し決定を下せる自分の能力から生まれるもんや。ワシはもともとわかるんや、どうすれば成功できるかとか、また、おもしろそうなのは何かとかやりがいのあるものは何かとか。せやから今年、ワシは “Chasing Cancellara”をプロデュースしたし、同時にトライアスロンのイベントTriStarでもリーダー的地位に就いてるんや」

 

カンチェラーラは自分がやりたいことをやってる。ただそれだけでもあるし、それが一番難しいことでもある。ワシらボンクラ一般人は、シンプルに生きることほど難しいことはないね。

 

でも勝手に難しい環境・状況にしてるのは、まさに「シンプルに生きるのは難しい」という何の根拠もないただの先入観を持ってること、あるいはそんな世迷言を言い訳にして行動せーへんことかもね。

 

どうやろね。難しいね。ようわからんね。

 

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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