Loading...
ニュース

Trekがディスクブレーキロードバイクをパリ~ルーベやツール・ド・フランスなどで実戦投入へ

プロロードレースにおけるディスクブレーキ搭載ロードバイクは、ワシとしては、Specializedが積極的に実戦に投入し、テストを繰り返してるイメージ。一方、Trekは実戦投入に消極的というイメージやった。だいたいみんなも同じようなイメージ持ってるんとちゃうかな?

 

しかし、そんなTrekも今年は、パリ~ルーベのみならず、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスにおいてもディスクブレーキ搭載ロードバイク(EmondaとDomane)を実戦投入する予定というネタ。

 

情報源:Trek-Segafredo to use disc brake bikes in Paris-Roubaix and Grand Tours

 

なお、ツアー・ダウン・アンダーでもすでにディスクブレーキをTrekは投入してたね。

 

 

 

ディスクブレーキロードバイクを実戦投入することについてTrekの考え

 

From Trek-Segafredo Twitter

 

 

 

①ディスクブレーキロードバイクの懸念事項:もはや安全性と重量は問題ではない。

 

情報源記事において、Trekの技術部門のえらいさんMatt Shriverはこう言う。

 

“Everyone who was on a Emonda rim-brake bike in 2017 will be on a disc-brake bike in 2018 in every race. That means all of the climbing guys,” “Before the concerns were weight, wheel-changing and safety. Now with rounded edges, bikes at 6.8kg, it’s just about having the wheel change as fast as or faster than caliper brakes.

 

訳「去年Emondaのリムブレーキ版に乗ってた選手もみんな、今年はどのレースでもディスク版Emondaに乗るよ。つまり総合勢(モレマとか)も全員、ディスクに乗る。たしかに以前はディスクブレーキロードバイクの懸念事項として重量の増加、メカトラ時のホイール交換の手間、そしてローター刃の安全性があったけど、今はもうローター刃も丸くなったし、バイク重量も6.8㎏は余裕で達成、あとはホイール交換の速度がリムブレーキ版と同等かそれ以上に速くできるかどうかだけや」

 

しかし、チームとして選手に対し、ディスクロードバイクを強制するつもりはないもよう。基本的には選手の意思を尊重。でも、これまでテストライドした選手は大部分がディスクブレーキに好感触のようや。

 

ちなみに、このMattはんが言うには、

 

The front wheel change is faster than a rim brake but the rear wheel change is slightly slower than a rim brake

 

「ディスクブレーキロードバイクでもフロントホイールの交換については、リムブレーキよりも速いで。でも問題はリアホイール。これがリムブレーキ版よりもちょっと遅いわ」

 

ディスクブレーキ搭載のフロントホイールの交換が、リムブレーキ版のそれより速いってすげーな。マジかよ。

 

さて、Trekとしては上述のように、安全性と重量増についてはもう過去の話で今はもう問題にはならないという考えやけどこれはUCIと同じ。

 

UCIは去年に引き続いて今年もディスクブレーキ搭載ロードバイクのロードレースにおける実戦テストを行う。そんで、2019年に向けてUCIは一定のディスクブレーキロードバイクの基準を策定する計画となってる。ただし、UCIはもはや安全性という観点では問題はないと考えているもよう。Youtubeでも素手の指でローター刃を止める動画とかあるし、各社もかなり安全性に工夫してるから、まぁそらそうやろね。普通に考えたらギザギザがむき出しのフロントギアのリングのほうがヤバいよな。

 

UCIとしても安全性はもう問題ではなく、むしろニュートラルサポートにおける機材の基準をどうするかという点が主要議題のもよう。この点はTrekが、ホイール交換での手間をどうするかと考えているのと同じようなもんやね。どのチームも同じことやろね。




 

 

②パリ~ルーベなどクラシックレースでの懸念事項

 

あと、クラシックレースのTrekの考え方としては、特にパリ~ルーベなどの石畳・グラベルが連続するクラシックレースでは、Trekだけでなく他チームの選手も全員が同じブレーキシステムで統一すべきというもの。参加選手全員がディスクブレーキ搭載ロードバイクに乗るべき、または逆に全員がリムブレーキにすべきやというもの。これは、ただでさえ混沌・混乱が支配するクラシックレースでは、ブレーキシステムという機材の不統一による余計な混乱は避けたいという考え。

 

 

 

③UCIによるテストとメーカー側の事情:過渡期の中途半端な状態と開発コスト

 

そして選手としてではなく、メーカー側の人間としてこうも言う。

 

“I think most manufacturers are waiting for the UCI to formalise the rule before fully embracing disc brakes. It’s a very expensive endeavour to switch your engineering resources and frame moulds to something that may or may not happen,”

 

訳「ワシが思うに、ほとんどのメーカーはUCIがディスクブレーキロードバイクについてのルールを正式に決定するのを待っとるし、その決定後に完全にディスクブレーキロードバイクへ舵を切ることになるわけよ。せやけど、それまではコストがめっちゃかさむんよ。開発のためのリソースとかフレームの造形をまだどうなるかわからん状態のディスクブレーキロードバイクに合わせて変更せなアカンわけやし」

 

ようするに、まだディスクブレーキロードバイクの規格がどうなるかわからん状態の現状、コストかけて開発したところで、もし変更があったらまーたそれに開発しなおす必要があるわけやね。UCIが、これからはディスクしかあかん!そして、ディスクの細部の規格を完全に決めてくれたらメーカー側としてもディスクに完全注力できるわけで、あっちにもこっちにもコスト・リソースを割く必要がなくなって、経営上は合理的・効率的やというわけやね。

 

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

[google adsense]



[wiggle]



2 comments
  1. tetu

    自分もTrekは消極的という印象があったんですが、去年のジャパンカップではディスクブレーキ仕様のバイクに乗ったTrekの選手をちらほら見かけましたね。
    Trekの反応を見る限りもはやプロのシーンではホイール交換以外の問題がなさそうなのでこれからはディスクブレーキの時代ですかね。

    1. piginwired
      piginwired

      なるほど、ジャパンカップではディスクのテストと営業の一環もかねてという感じだったかもブヒね。

      とにかくUCIが規格を決めれば一気に各社がディスクロードへ注力する可能性は高いブヒね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

これも読め
SAMTIAS 真鍮シューホーン(携帯用靴ベラ)01
お気に入り
冬のロードバイクのインナー
JBL Pebbles
人間失格
ACTIVE WINNER U-LOCK