フランスの金融屋さんがスポンサーであるCofidisのエーススプリンター、ナセル・ブアニ。イスラム教徒。スプリンターにしてパンチャー(手拳)。27歳。目はキレイでかわいい。 そのブアニが、フランスのスポーツ新聞L’Equipeによると、チームの監督とチームバス内で大喧嘩したもよう。 情報源:Nacer Bouhanni (Cofidis) est dos au mur avant les Quatre Jours de Dunkerque ブアニが監督と大喧嘩。その理由は? 情報源記事によると、チームは先日にEschborn-Frankfurtというワンデイレース(ワールドツアー。クリストフが勝利)に参加してたんやけど、ブアニはDNFという結果に終わった。正式なゴールを果たせなかったわけやね。 それはなんでかというと、なんかブアニが集団から遅れていったときに、監督の指示によりチームメイトたちがブアニを捨ててそのまま先にいってしもたんや。その作戦についてレース後にブアニがブチギレて、監督に「なんでや!阪神関係ないやろ!」みたいな感じで不満を言ったんやろな。そして監督もそれに応じて、二人で大喧嘩に発展と。殴り合いはなくて、暴言の言い合いで終わったらしいけど。 Cofidisのジェネラルマネージャーが、2017年の終わりにYves SanquerからCédric Vasseur に変わり、ちょっとチームの戦略が「ブアニのためのチーム」から「ブアニなしでもかまへんチーム」へと変わった。ブアニのチーム内での重要性がこれまでよりも低くなった。ブアニに頼っててもしゃーないという判断。実際にブアニがこれまでチームにとって価値のある重要な勝利を量産できていたかと問われると、決して満足できる実績とは答えられへんやろうしね。特にグランツールなど大きなレースでの勝利がほぼないのが痛い。 もちろんブアニにとっては、そんなチームの戦略変更は不満やろね。それに今回のレースでの取り扱われ方が加わった。 。 また、今年の3月のミラノ~サンレモではチームは招待されたうえ、同レースがスプリンターズクラシックともいわれるほどスプリンターにも勝利の可能性があるにも関わらず、エーススプリンターのブアニはチームのメンバーから外された。調子が悪いという理由で。せっかくの大舞台やのにね。 ブアニにとってはこのことも当然不満やったやろ。その時点では大人しくチームの言うことに従ってたようやけど。 これらのことがいろいろ重なって、今回の爆発につながったんやろね。まだまだシーズンは続くけど。でもま、考え方によってはごちゃごちゃと心の中だけで腐るよりも、一度爆発したほうがええやろとも思えるね。その結果周囲からの評価はさらに悪化するかもしれへんけど、表に出すからこそわかってもらえること、ブアニの味方になってくれる人間も現れるかもしれへんしね。それにスプリンターやしね。スプリンターはやっぱり熱くないとね。熱しやすく冷めやすいぐらいでちょうどええんよ。いや知らんけど。 現在ブアニとチームは、Four Days of Dunkirkというレースに参戦中。監督はこう言う。 “I think that he is aware that he has not proved anything this year, that he does not have the credit yet. I also hope that he does not rot the team atmosphere,” 訳「ブアニはわかっとると思うで、今年は自分自身の能力や存在価値をなんにも証明できてない、つまり、まだ今年は周囲から信用されてないってことをね。同時に、チームの雰囲気を悪くしないで欲しいわとも思ってるけど」 “He is part of the team like the others and he has a course of action to follow. I hope he is able to take a win … Continue reading ブアニが監督と大喧嘩。チームバス内が冷え冷え。
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