ロードバイクのタイヤを新タイヤへ交換。Hutchinson Fusion5 Performance(Kevlar Pro Tech 700x25C)のレビュー

  先週にロードバイクをオーバーホールに出したんやけど、それが完成とのことで土曜日に受け取りに行ったんよ。そんで昨日の日曜日は、そのオーバーホールから仕上がってきたばかりのロードバイクで走ってたわけ。 ロードバイクとオーバーホールの重要性についてはまた後日書くとして、今回のオーバーホールではバーテープとタイヤ(そしてチューブも)を新しいのに変更してもらった。バーテープもまた後で書くけど、タイヤはHutchinson Fusion5 Performance(Kevlar Pro Tech 700x25C)に変わった。相変わらず、Hutchinsonはハッチンソンか、ヒュッチンソンか、ユッチンソンかよくわからん。ASUSも、アスース?エイサス?アサス?エイスース? というわけで、レビューを書くことにする。 目次1 (1)ロードバイクのタイヤ、Hutchinson Fusion5 Performance (Kevlar Pro Tech 700x25C)のレビュー1.1 ①Hutchinson Fusion5 Performance (Kevlar Pro Tech 700x25C)の概要1.2 ②これまでのタイヤは、Vittoria Rubino Pro(グラフェン)1.3 ③前知識なしで65㎞ほど走った感想。ワシ「ええぞ!ええぞ!」1.4 ④総評2 (2) 11ストームコンパウンド採用の最新のFusion5について (1)ロードバイクのタイヤ、Hutchinson Fusion5 Performance (Kevlar Pro Tech 700x25C)のレビュー   ①Hutchinson Fusion5 Performance (Kevlar Pro Tech 700x25C)の概要 まずこのタイヤやけど、Hutchinsonの定番であるFusionシリーズの1つ。2016年かそこらにFusion3からFusion5へ世代交代したタイヤや。 しかし、おそらくこのワシの感想記事にはほとんど価値はない。それはワシがしょせんはただの豚やからということもあるけど、実はこのFusion5はたった1年でさらに進化した新バージョンが去年2017年に登場しとるんよ。これがえらいすごい新タイヤらしいで。ま、それについては後述。 せやからワシのこのタイヤはすでにカタログ落ちになってると思う。少なくとも、Hutchinsonの代理店であるポディウム(旧ダイナソア。通称恐竜)のWEBサイトにはもう掲載されてへん。 ワシのはクリンチャーのFusion5 Performanceモデルで25C。これのスペックは、こんな感じ。 こんな感じ。 ②これまでのタイヤは、Vittoria Rubino Pro(グラフェン) ところで、これまでワシはロードバイクでは今までVittoriaのタイヤしか使ったことない。クロスバイク時代は何使ってたか覚えてへんけど。今回のオーバーホール前は、VittoriaのRubino Pro(グラフェン素材のやつ)の25Cを愛用してた。特に不満はなく、パンクもこの1年はしてなかったんとちゃうかな? Rubino Proがグラフェン素材を採用する前と後では、Rubino Proは別モンに変化した。旧Rubino Proも使ってたからわかる。 で、今のVittoria Rubino Pro 25Cは重量が250g。価格は5000円前後。 今回のオーバーホールで新タイヤFusion5になって、それが215gやからタイヤ1つで35g軽くなったわけやね。そして値段は3500円ほど高くなった。 ③前知識なしで65㎞ほど走った感想。ワシ「ええぞ!ええぞ!」 まず前置きやけど、このHutchinson Fusion5はワシが選んだわけやないんよ。ワシはRubino Proがまだ使えるやろと思ってたから、「タイヤはそのまましばらく使い続けるわ」と店長に言うてたんよ。 でも、オーバーホール作業時に店長が「これもうアカンで。寿命やわ」と気づいて、連絡してきてくれたんよ。その時、店長から「店にこれあるからどう?」という提案を受けたのが、今回の新タイヤ、Hutchinson Fusion5 Performanceなわけ。 ワシ「(名前だけは知ってるタイヤやな。ようわからんけど、店長が勧めるならエエもんやろ)ほなそれでよろしゅう」。という感じでわりとテキトーに決まったんよ。 で、今でこそ、この記事を書くためにFusion5のスペックとか特徴をネットで調べて知識あるけど、昨日のライド時では全くどんなタイヤか前知識なかった。そんな状態で昨日乗ってたわけ。 さて、乗ってみたらどうだったか? そらまぁ違うよ。だって値段が違うんやし。 第一に、たった35g軽くなっただけなんやけど、やっぱりなんか軽いんよ。登りも平地も。で、この記事を書くために重量を調べて納得。ひょっとしたら転がり抵抗もちょっと少ないんかもしれへんね。 ただしオーバーホールしてもらって、チェーンも新品になっとるし各所がちょこっと綺麗になっとるからね。その影響もあるかもしれへん。でも、こんなことを感じたのは事実や。ワシの体重が軽くなったとかそんなことはない。体重が減るとかありえなり。 第二に、乗り心地が確実に良くなった。ハンカチを1枚路面に敷いたぐらいの差といえばええやろか。ちょっとした差やけど確実に感じる差。高いタイヤは快適性が高い。 オーバーホール時にたぶん空気圧は7気圧というごくごくフツーの数値で入れてもらってたと思うんやけど、6気圧強で乗ってたRubino Proよりも乗り心地がいい。振動の吸収性が高いと感じた。いやーエエわ。 最後にグリップ力も問題なし。コーナーリングにも何の不安もなく、気持ちよく安全に曲がれた。これ大事。変に滑る感じとか、タイヤがつぶれるような感じはなし。 ただ、時速70kmでギャギャーっと曲がってりはしてへんけど。ワシはレースなんてせーへんポタ勢やから高速コーナーリングとかどうでもええんやけど、Rubino Proもかなりコーナーリングでの安心感はあったのでコーナーリングでの不満・不安は全くなかったんよ。 で、今回のFusion5も全く不安はなし。最高時速60㎞超ぐらい?でまっすぐ下った時も自転車の挙動がおかしくなったりとかもなく、気持ちよく下れた。さすが高いだけある。 乗り心地に寄与してるのは素材の柔らかさやと思う。触ってみたらRubino Proよりもやっぱりモチモチ感があるように感じられる。 ワシはRubino Pro使う前にはVittoriaのラジアルタイヤDiamanteやったかな?それを使ってたんやけど、そのタイヤもかなりモチモチと柔らかい感触で実際乗り心地もよかったんよ。そのぶん耐久性は微妙やったけど。Fusion5はそのDiamanteに近いね。手の感触が。そういえば値段もDiamanteラジアルタイヤと同じぐらいか。なるほどね。 当たり前の現実やけど、高いものは良い(至言)。 誰でも5000円ぐらいのタイヤから、8000円以上、1万円近いタイヤに変えると絶対違いを感じると思うで。速くなるかどうかなんて知らんけど、やっぱり乗り心地は高いタイヤのほうがええよ。一般論として。高いほうが、軽く、柔らかく、しなやか。 このタイヤええね。値段は高くなったけど、これは許せるよ。納得の価格差よ。気に入ったわFusion5。もうこれからずっとFusion5でええわ。万人に間違いなくオススメできるタイヤやと思う。Rubino Proよりも軽く・乗り心地もいいから、1日200㎞以上でもより疲労度少なくて済みそうやわ。 ただ、レース派やガチ勢には物足りないとは思うけど。ガチ勢はS-worksの最上級タイヤとかVittoriaのCorsaとかが必要やろね。あとは耐久性がどれくらいかやね。 なお、MAVICのタイヤはHutchinsonが作ってるらしいね。HutchinsonのOEM。全シリーズかどうかは知らんけど。ま、同じフランスやしね。トレッドパターンも同じのがあるようやね。ということは、HutchinsonのFusion5が気に入ったら、Mavicのタイヤも気に入るってことかいな。あるいはその逆もありか。 ④総評 ☆5満点中で、☆4.5(ヨンテンゴ)!0.5分は耐久性が不明だからと値段。 長々と書いた駄文をまとめると、 ・安いタイヤと比べると、もっちりとした素材で乗り心地がよくなる。 ・転がり抵抗も少なさもかなり優秀と感じる。走行感が軽い。 ・高速時でもコーナーリングでも安心。 ま、というわけで非常にオススメ。選んで間違いのないタイヤやと思う。5000円前後のタイヤから履き替えたら違いは絶対わかると思うで。     (2) 11ストームコンパウンド採用の最新のFusion5について   このPVをみてもらおうか。なんとなくわかると思う。   … Continue reading ロードバイクのタイヤを新タイヤへ交換。Hutchinson Fusion5 Performance(Kevlar Pro Tech 700x25C)のレビュー