シクロクロスの王者にして、今春のクラシックシーズンにロードレースにも参戦し、好結果を残したワウト・ファン・アールト(Wout Van Aert)。
その彼に対して、バーレンメリダが契約のオファーを出しているもよう。
情報源:Bahrain-Merida lead the hunt to sign Van Aert
まず、バーレーンメリダはおそらく夏の終わりごろに現BMCのロハン・デニスが移籍することを発表する予定。デニスの移籍が確定すればバーレーンメリダとしてはニバリに並ぶ総合系エースを増強できる。もうニバリも34歳?35歳?や。そろそろ総合エースを張るのもしんどくなってくるころ。そこで、次期エースとしてロハン・デニスへ期待というとこやろか。
そして今回の報道どおり、ファン・アールトがやってくればいまいちクラシックでは影の薄いバーレーンメリダにも、安定感のあるクラシックライダーを補強できることになる。ひょっとしたらそのうち正式なクラシックエースとして君臨するかもね。若さ&実績&才能&実力の全てを兼ね備えた選手やしね。
情報源記事で、バーレンメリダ側はこう言う。
“We’ve made an official proposal, and we’ve made everything official that we can do in terms of getting him on board,”
訳「チームとして正式なオファーを出した。ファン・アールト獲得するために公式に最大限の努力をしとる」
“He’s still got a contract for 2019, so it’s a bit complicated from an administration standpoint with the cyclo-cross season. Whether it happens next year or not, I don’t know but we’re working on getting him onto the team. I feel confident given the way things have gone so far, but they’re just my sensations.”
訳「まだファン・アールトは現在のチーム Veranda’s Willlems-Crelanとの契約が残ってるんよ。2019年までな。せやから事情はちょっと複雑や。チーム側からすればシクロクロスシーズンとの兼ね合いもあるしな。来年まで待たなあかんのかどうかもわからんけど、とにかくチームとしては鋭意努力中や。ただワシとしては、これまでの展開を考えると感触はええんよ。ま、ワシの感覚にすぎひんけどな」

で、ファン・アールト本人もやはりワールドツアーチームに所属してロードレーサーとしてのキャリアを望んでいるもよう。それは長期的な将来を見据えてのこと。これはたとえシクロクロスで大金を稼げたとしても、やはりロードレースのほうにお引越ししたいとの気持ちがある。
で、情報源記事では、もうすでにこの移籍話は「もしかしたら」というレベルではなくて、「契約がいつ交わされるか」というレベルにまで達してるもよう。つまり、契約することはもう決まってて、あとはそれがいつになるかだけという段階にまで熟してるようや。
あぁちなみに、ニバリは2020年までチームとの契約を延長する予定とのこと。
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