英国代表自転車チーム(Great Britain Cycliging Team)公式サイト:BRITISH CYCLING CONFIRMS TEAM FOR THE UCI ROAD WORLD CHAMPIONSHIPS
今年のUCI世界選手権ロードレースエリートメンズはオーストリアのInnsbruckという街で行われる。コースレイアウトは、斜度20%以上の激坂が含まれる、登りが多いアップダウンの周回コースとなる。
せやから4連覇を狙うピーター・サガンには非常に厳しい。あと5㎏痩せられればなんとかなるか?ま、おそらく優勝の可能性は無いブヒね。
そこで優勝候補としては、ニバリ、サイモン・イエーツ、バルベルデ、アラフィリップなどか。超級山岳の連続を淡々とこなすタイプのクライマーよりは、一瞬のパンチ力のあるクライマーだったり、あるいは登れるスプリンター以上に登れるパンチャー?とかのほうが有利。でも展開次第でどうなるかわからんけどね。
その世界線に向けて英国代表チームが発表された。さてどんな選手が選ばれたのか?
2018UCI世界選手権ロードレースに向けた英国代表チームの布陣
①ロードレースメンズエリート
- Hugh Carthy(EF Drapac。クライマー)
- Tao Geoghegan Hart(チームSky。クライマー兼ルーラー)
- Pete Kennaugh(Bora。ルーラー。去年まではチームSky)
- James Knox(Quick-Step。元チームWiggins。クライマー)
- Ian Stannard(チームSky。クラシックスペシャリスト)
- Connor Swift(Dimension Dataの育成チーム。今年の英国ロードレースの王者。ベン・スウィフトのいとこ)
- Adam Yates(Mitchelton-Scott。総合系)
- Simon Yates(Mitchelton-Scott。総合系)
以上、8名で戦う。リーダーはおそらくサイモン・イエーツやろね。サイモンはこのまま失速しなければ、おそらく僅差でブエルタ総合優勝となるはず。その可能性が高い。たぶんジロでの謎の体力枯渇という失敗を踏まえて、ブエルタはまだ全開で走ってないはず。踏むときは踏むけど、そうでないときはジロよりもかなり緩急をつけた省エネで慎重に走ってるはず。
せやから、おそくらブエルタ王者という称号を引っ提げて、英国代表チーム(チームGB)を率いるとちゃうかな。
ただ、スティーブ・カミングスは今回は選ばれず。ちょっと残念。
で、今回のメンツやけど登りが多いことを踏まえてアシストにクライマーを多く選んだという感じ。平地や下りではスタナードやケノーが牽引と他チームのアタックの潰し役か。で、おそらくエースであろうサイモンを最後の最後までアシストするのがアダムとなるかな。ひょっとしたら、その誰もがするであろう予想に反して、アダムが中盤あたりから単独の逃げを敢行する作戦かも?どうやろね。
終盤の登りではゲゲハー(ワシ的略称)こと、ゲオゲガン・ハートが高速の牽きでイエーツ兄弟をアシストという感じかな。
チーム力の事前評価としたら、いうまでもないけどやっぱり強い布陣。
次に個人TTの選手を。
②個人TTメンズエリート
ちなみに、個人TTはこの二人。
- Alex Dowsett
- Tao Geoghagen Hart
ダウセットは当然として、ゲゲハーも選出。やったぜ。
なお、前にも書いたけどすでにチームSkyのゲラント・トーマスとフルームは出場しないことに決定してた。
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(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)