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なぜTrekなどがバイクをカンボジア生産へ移行する計画なのか?

 

さて今回は世界経済・貿易のお話。本質はトランプ大統領の政策。アメリカvs中国の関税戦争や。

 

現代のロードバイクや、それなりの値段のスポーツバイクは、基本的にはGiantやMeridaなどの台湾の巨大メーカーが、台湾あるいは中国で生産してる。特に近年は中国での生産が増えてるわけやね。ママチャリのくっそ安いのも中国やけど。

 

ところが、上述のように最近話題の米国と中国という覇権国家間の関税戦争が始まろうとしてるわけ。一部ではもう始まってるけど。ある意味、貿易における経済的な冷戦の時代というわけやね。

 

そんな中、各バイクブランドがそれに対処するため生産国を移転させる動きがあるもよう。

 

情報源:Trek, Kent and others look to Cambodia for production

 




 

 

Trekがカンボジア生産を拡大か?

 

①カンボジアでOEM生産する企業A&Jと各種ブランドの関係

 

 

トランプ大統領は、中国からの輸入品を対象に関税をUPさせるわけやね。中国もそれに報復として米国からの物品に高い完全をかける。

 

で、当然やけど、米国内では対象になった物品の価格が上昇する。自転車もその対象になってる。そうなったらいくらまだ米国が好景気(?)といえども、セールスは落ちてしまう。いろんなロードバイクブランドは困る。

 

そこで、情報源記事によるとTrekなどはカンボジアで自転車を生産するしようと計画してるらしい。カンボジアからの輸入なら、関税UPの対象にならへんからね。それに将来的には中国はさらに経済発展する可能性が大きいわけで、そうなれば人件費も高騰。それが商品の価格にも反映されることになる。ひょっとしたらそれも見越しての思惑もあるのかもね。

 



 

先日行われた台北サイクルショーで複数の業界関係者からこういった話を得られたらしい。Trekとしては最低でも20万台以上は生産数をカンボジアへ移したいもよう。特に、エントリーモデルとかアルミフレームモデルについてカンボジアでの生産数を増やすもよう。

 

 

TrekのバイクもGiantがその中国工場でOEM生産してるものが多いんやけど、その一部をカンボジアへ移転させようというわけやね。

 

カンボジアで各ブランドのOEMを生産する会社がA&Jという会社。すでに、

 

  • Bianchi
  • Scott
  • Felt
  • Rocky Mountain
  • Norco
  • Kona

 

といったブランドのバイクをOEM生産しとるようや。

 

せやから生産能力・技術ともにすでに申し分ない。あとは生産ラインを拡張&人員増強すればTrekのバイクの増産にも対応できるやろね。そのためのハウツーはすでに十分。

 




 

 

 

②米国市場でのカンボジア産バイクの状況

 

 

カンボジアの製品ってのは、アメリカでは免税措置が取られてる。これは、アメリカの「Generalized System of Preferences 」という貿易政策の一環なんよ。この政策ってのは、発展途上国の経済成長を後押しするために、そういった国々からの製品を「安くアメリカ市場で流通させてあげるでー」という政策よ。

 

この点でも中国生産よりも有利になるわけ。

 

さて近年の米国市場におけるカンボジア産のバイクの売上データについては、以下の2つの画像を見てほしい。2つとも情報源記事にあったやつ。

 

アメリカ市場とカンボジアのバイク生産
© 2018. From Bicyle Retailer,”Trek, Kent and others look to Cambodia for production”

 

このグラフは、カンボジア産のバイクがどれだけ輸入されているのかを、金額で表したもの。やたら2013年が突出しとるけど、基本的には増えていってるのがわかると思う。今年については9月現在でのデータ。せやから2018年度のやつはまだこれから増える。

 



 

アメリカ市場とカンボジアのバイク生産
© 2018. From Bicyle Retailer,”Trek, Kent and others look to Cambodia for production”

 

次にこのグラフは、2017年度における国別のバイク輸入額。中国からの輸入が圧倒的に1位。2位に台湾。そして3位にカンボジア。こうしてみると、カンボジアからの輸入はまだまだ少ないけど、今後これがドドーンと増える可能性があるというわけやね。

 

アメリカ様のせいでカンボジアでのバイク生産が増えるならば、ひょっとしたらシマノもカンボジアでの生産を増強するかもね。近いほうが便利やしね。マレーシアにも工場あるみたいやけど、同じ国ほうが書類上もいろいろ面倒がないしね。ま、いろいろな方面に影響ちょこちょこあるかもね。みんなつながっている。

 

??「みんなで幸せになろうよ」

 

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(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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