チームカーが、ライバルチームの集団復帰をわざと妨害することもあるのか?



ロードレースにおいて落車事故は当たり前に随伴するもの。きってもきれない関係にある。




そして選手が落車などの事故で集団から遅れた場合には、たとえ他チームの選手であっても、自分とこのチームカーの後ろにつけさせて車を風よけにし、集団復帰をアシストするのが慣例。別にルールはないけど、昔からのしきたり。



なぜわざわざライバルチームの選手であっても、その集団復帰を助けてやるのか?といえば、情けは人のためならず理論がその理由。


上述のようにレースでは落車などのアクシデントはすべての選手に平等にやってくる。「困ったときはお互いさま精神」をもっていないと、いざ自分とこの選手がトラブったときに、他のチームが助けてくれへんからね。




しかし、その慣例を破り、ライバルチームのエースの集団復帰を妨害するようなチームカーもあるらしい?


情報源:Trentin: Some sporting directors aren’t so sporting


チームカーがライバルチームのエースを妨害?





今回のネタは、春のクラシックシリーズの初戦、先日のOmloopでのお話。主人公はMitchelton-Scottのクラシックエースであり、ヨーロッパ選手権王者のMatteo Trentin。


Omloopで、Matteo Trentinは幾度か落車に巻き込まれ、先頭集団から遅れてた。しかし、Trentinは最後まであきらめず何度も集団復帰にチャレンジを繰り返した。その際にチームメイトのLuke Durbridgeも特に目覚ましい働きを見せた。


そんな集団復帰にトライしてる際中の、とある他チームのチームカーの動きについて、Trentinは次のように言う。


“I had a crash after about 70 kilometres and then I needed to get back through the convoy but to be honest a lot of sporting directors aren’t sporting at all. And on purpose. Some were doing it on purpose, making gaps.



訳「70㎞地点で落車あって、チームカーの車列を使って集団復帰せなアカンかったんよ。でも、ぶっちゃけて言うけど、他チームの監督には全くスポーツ精神を欠いてるやつがおったわ。それもわざとやで。わざとワシらの集団復帰を遅らせようとしとるチームカーがあったんよ」


チームカーの後方にTrentinがついたことを知ったうえでわざと速度をあげずに、Trentinと集団とのタイム差を広げようとしてたチームカー&監督がおったということやね。


ただし、これは集団復帰へ急ごうとしてるTrentinの言い分やから、このクレーム対象となったチームカー&監督には別の言い分があるかもしれへんけどね。




最近のロードレースは勝利至上主義というか、昔より相当シビアに勝利を目指さなアカンようになってるから、古き良き時代を維持するのも難しくなっとるけど、でもまぁ落車事故のときぐらいはせめて、スポーツマンヒップ、いやスポーツマンシップにのっとってなんとか……せやろ?



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