なぜフルームは年内の復帰にこだわるのか?現状は?

情報源:Chris Froome targetting 2019 return to racing despite still walking on crutches



(1) Chris Froomeの現状

ツール前のドーフィネで選手生命の危機になるような重傷を負ったChris Froome。もちろんツールには参戦できず、ひたすら治療とリハビリの毎日。そして、現在でも松葉づえなしでの歩行は困難な状態

また、脚にかけられる負荷もまだまだ不完全。右脚には20%~30%程度の負荷しかかけられず(許されず)、左脚も70%ほどしか負荷をかけられない(許されない)状態。

それにもかかわらず年内でのレース復帰を目指しているもよう。

実際に今年のツール・ド・フランスさいたまに参戦することはすでに発表済みなわけ。ワシとしてはなぜそこまで急ぐのか?? と思う。



(2) 急ぐ理由



本人は次のように述べる。

‘It would be great to be able to do some of those post-season events that I typically do in the off-season,’



訳「普段ならシーズンオフなんやけど、そんな期間のイベントでなんかできたらすごくおもろいと思うんよ」

‘Not in terms of competition but just to get back into the pro scene again. It would great if I could do something before January.’

訳「もちろん競技どうこうというレベルの話じゃなくて、単にもう一度プロのレースに戻ってこれるというレベルの話やけどね。それでも、1月前にそんなことができればすごい良いと思うんよ」

‘The bar is being raised every year. Everyone is going to altitude. Everyone is doing the same kind of training and following the same nutritional plans going into Grand Tours.



訳「ロードレースは年々ハイレベルになってる。誰もが高地トレーニングを行うし、みんな同じトレーニングをこなし、同じ栄養学に基づくメニューをこなしてグランツールに備えるわけ」

‘So the differences are very marginal. But I think so much of it goes back to basics… I’m going to have to train harder than I’ve ever trained before to get back there again.’



訳「せやからみんなたいした違いはないんよ。でも、ワシはもっと基本に戻るというのを重視しようと思ってるんよ。これまで以上のトレーニングをこなさなアカンと思ってるし、そのうえでもう一度ツールに戻ろうと思う」

Chris Froomeが少しでも復帰を急ぐ理由は、ライバルたちとの差を少しでも埋めるため、ライバルたちとの差を少しでも少ないものにしておきたいから。こういう焦燥感があるわけやね。

ライバルたちとの実力差なんてほとんどあらへんから、しっかりと基本的なトレーニングをこなせるかどうかだけが重要やと。そのトレーニングの時間を少しでも稼ぎたいということやね。のんびり病院で寝てるわけにはいかへんと。

こういう焦り、そしてツール総合優勝への飢えと執念。この精神力の強さこそがChris Froomeの、あるいは王者となる人間の強さの本質なんやろね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください