自転車ヘルメットは怪我の危険性を増加させる?

情報源:Wearing a cycle helmet may increase risk of injury, says new research



日本でも海外でも自転車のヘルメットの着用義務化がたまに話題になる。海外でもすでにそれが法律上の義務として定められている場所もあれば、そうでない場所もある。現状、日本では特になし。

しかし、最新の海外の研究ではヘルメットの着用が負傷の危険性を増やすとの報告がなれてれている。いったいどういうことなのか?

ヘルメットをかぶると負傷者が増える?



この研究では、

・すでにヘルメット着用が法律で義務化されているオーストラリアとニュージランド

・子供の場合の着用義務化が法律で定められているアメリカとカナダ(ただし連邦制ゆえに各州ごとに様々)

・全くそのような法律がない英国

という異なる3種のカテゴリーの国々のヘルメット着用と死傷者のデータが分析された。

まず過去30年間にわたってヘルメットの着用率は上昇していることがわかっている。法律による義務化があろうとなかろうとそのような傾向が続いてる。

一方、ヘルメットの着用義務化は自転車で怪我をする人間の割合を増加させていることも判明した。分析した人間はこう述べる。

“A significant number of findings suggest a higher accident/injury rate may result from helmet usage and there is strong evidence that helmeted cyclists suffer a higher rate of upper body limb injuries than non-wearers, suggesting a higher rate of falls than non-wearers.”

訳「有意なデータによってわかるのは、ヘルメット着用が事故や負傷の割合を増加させる可能性があるってことや。ヘルメット着用者ほど上半身に怪我する割合が高いという明確なデータがある。ヘルメットを被ってないほうが実は落車が少ない

同時に、ヘルメット着用が法律で義務化されたニュージランドでは、子供が1年間に自転車に乗る総時間が昔に比べて6分の1ほどに減少している点も指摘している。

この点、ヘルメットの義務化に反対する側は、

「ほれみたことか。ヘルメット着用の義務なんてめんどくさいこと決めたら、みんな自転車に乗らなくなるわ。そらそうよ」

と主張する。さもありなん。

まぁその点の議論はおいておいて、 一番大事な問題は、なぜヘルメットを使うほど事故・負傷が増えるのか? という理由。

しかしそれは今回の研究・分析によっては明らかになっていない。

ただワシが個人的に思うのは、ヘルメットを被ることで油断が生まれるということ。「ちょっとぐらいかまへんやろ」という意識やね。

たとえば、小さな子供が自転車に乗るときに、親が「ヘルメットしてるからちょとぐらいコケてもかまへんやろ」という意識が無意識に生まれてる可能性がある。まぁコケて体で痛みや危険を覚えるのも生きる上でめちゃくちゃ大事やけどね。


そういった ヘルメット着用時の心のゆるみがと事故・負傷の増加を増やしているのかもね。どうやろね。ま、注意するにこしたことないね。

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