2010年代ベストレース

【10選】2010年代のベストレース10選

今回は、2010年代(2010年~2019年の過去10年間)のベストレースを10個リストアップする。基準はワシの記憶に残る、印象がつよいもの。完全にワシの主観で選ぶ。みんなもそれぞれ振り返りやがって下さい。

なお順位は特になし。単にリストアップするだけ。

2011 ツール・ド・フランス



いろいろ起こりすぎたうえに、悲願のカデル・エヴァンスの優勝。毎年アシストなしでツールに挑み続けたオーストラリア人がついにつかんだ栄光。なおこの年もアシストはいなかった(´・ω・`)

絶対王者コンタドールがしょっぱなから遅れ、アンディ・フランクが最終日を前に計算通りマイヨジョーヌを獲得。ところが、最終日の個人TTで見事にエヴァンスが逆転勝利という熱い流れ。

さらには、先頭集団にいたフーガランドが運営側の公式車両に追突され有刺鉄線に吹き飛ばされ血まみれになり、それが世界中に生放送で伝えられたり、その事故をきっかけにしてフランスのアイドル、ヴォクレールがマイヨジョーヌを着用することになり、周囲の予想を裏切って続く山岳ステージでも必死の奮闘。命をかけてフランスの誇りを維持しようしたり、とにかく熱いツールだった。

2010 ロンド・ファン・フランデレン(フランドル)



モータードーピング疑惑すらかけられた圧倒的ッ・・・圧倒的ッ・・・強者ッ!

もうこんな選手は二度と出てこないであろうと誰もが認める伝説のレースの1つ。

このカンチェラーラの影響か、カペルミュールなどはシッティングのほうが速い・効率がいいと納得したのか、後年はダンシングしないほうが主流になっている?映像みてると昔よりダンシングして登る選手は減っているように思う。

2010 パリ~ルーベ



1つ上の2010ロンドを出した時点でもう予想していたと思うけど、まぁこれやね。カンチェラーラのライバル、トム・ボーネンも後年に同じように、カンチェラーラの距離以上を独走して勝利をあげるけど、やっぱりこっちのほうがインパクトは強い。まさにモンスター。


↑の2010ロンドもあわせて、2010年代に限らずロードレース史上の伝説に残るレースといえる。

2018 ジロ・デ・イタリア 第19ステージ



そう、クリス・フルームが伝説に残る80㎞の独走を実現し、勝利をあげたステージ。前半の未舗装の山岳クライミングで、チームSkyがフルームのために一丸となってペースを爆上げ。アシストが全員力尽きるまでガンガンペースをあげていき、そしてフルームを切り離し発射。ゴール前のスプリントトレインの山岳版を実施したステージ。

後続は、個人TTに絶対的能力を持っていたトム・デュムランに加えて、FDJの選手が二人いたにもかかわらず追いつけないどころか、差を詰めることすら満足にできなかった。

このステージにおけるフルームの独走に貢献したアイテムが、近年流行するショートノズルサドル。



2018 ストラーデ・ビアンケ



ワシがロードレースの中でも一番好きなレースがストラーデ・ビアンケ。パリ~ルーベと同じぐらい一番好き。

ストラーデ・ビアンケについてはカンチェラーラの爆走も印象深いんやけど、あんまりカンチェラーラばかり取り上げるのもアレやから、いろいろ話題になった2018年の同レースを取り上げる。

この年の同レースで、現在Jumbo-Vismaで走る元シクロクロス世界王者ワウト・ファン・アールトが初めてロードレースに参戦。その初ロードレースで、ファン・アールトはとんでもない実力をみせつけ、周囲の度肝を抜いた。

さらに甘いマスクのフランスの貴公子ロマン・バルデも、総合系の選手らしくない、まるでクラシックスペシャリストのような熱くタフな走りを披露し、「おいおい、こいつグランツールやめてクラシックスペシャリストに転向したほうが向いてるんちゃうか?」と思わせた。


そしてなんといっても、ティシュ・ベノートの覚醒。まだこの時まではただの期待の新人だったLotto Soudalが、一気にそのクラシックレーサーとしての才能を覚醒させたレースでもある。この日の優勝を境に、ベノートは若きクラシックのエースとしてチームをリードすることになる。その後の活躍もすばらしい。

2016 ツール・ド・フランス第12ステージ



これも覚えてる人が多いやろう。いわゆる「フルームランニング」事件である。毎度毎度問われる観客マナーが一気に話題となった事件。あとはUCIのルールとか。自転車を降りて走ってもいいのかどうか。

2016 パリ~ルーベ



この年のパリ~ルーベはまさか、まさかの大金星が起こった年だった。クラシックは時々そういうことがある。だが、この年の勝者は本当に誰も予想だにしなかったと思う。

勝利したおじさん本人も全く「自分が買ったことを」理解できていなかった。

この年、勝ったのはそれまでずっとアシスト人生を送っていた、言い換えればずっと日陰を歩いてきた雑草魂の37歳のおじさん。そう、マシュー・ヘイマン(当時オリカグリーンエッジ所属)。ま、いうても実はドワルスとか他のクラシックでは時々上位に入ってたりしてたんやけどね。

なんといってもゴールシーンが印象的なレースやった。本人はゴールしても「ボヘ~」と呆けてたしね。なんで自分にマスコミが群がってきてるのか、祝福されてるのか全くわかってないような表情してたし。あのボーネンをゴールスプリントで破って優勝!

2017 ミラノ~サンレモ



これは最後の最後、ゴールシーンが超話題となったレース。なんせ3人がほぼ一列に並んで同時にゴールインしたという、ミラノ~サンレモの長い歴史の中でも珍しい光景が見られた年。

その3人とは、ピーター・サガン、ジュリアン・アラフィリップ、そしてKWSKこと、 ミハウ・クフャトコフスキ (Wikipediaの読み方に従った)。

なおアラフィリップは今年の2019ミラノ~サンレモを制した。

2019 アムステルゴールドレース



上で前シクロクロス世界王者ワウト・ファン・アールトの初ロードレース参戦となった2018ストラーデ・ビアンケのことを書いたけど、今年は現シクロクロス世界王者のマチュー・ファン・デル・プールがその化け物っぷりを見せつけてくれた。

この最後のゴール前の追い上げシーンはみんな覚えていることやろう。世界中で話題沸騰となったシーンでもある。アーモンドアイとは違うのだよ。

2019 ツール・ド・フランス



そして最後は今年のツール。なんといってもジュリアン・アラフィリップの活躍が光ったツールだった。

他にもアレハンドロ・バルベルデの世界選手権優勝とか、濃霧の山岳ステージでマイケル・ウッズの天国の息子に捧げる涙の勝利(2018ブエルタ)とか、フルームvsウイギンスの内紛(?)とか、各種のバイク投げ選手権とかいろいろあるけど、ま、こんな感じ。貴君らの10年はどうかな?







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