Enter your email address below and subscribe to our newsletter

一体ゲラント・トーマスに何が起こったのか?2020ジロ・デ・イタリア第3ステージ

もうゲラント・トーマスはリタイアか?12分遅れでゴールとなった原因とは?

Share your love

今年はイネオスにとって最悪の呪われたシーズンとなった

ツール・ド・フランスではエガン・ベルナルが沈み、そしてジロ・デ・イタリアではなんと第3ステージでゲラント・トーマスが沈んだ。なんとトップから12分以上遅れた。一体何があったのか?

ツールでベルナルが、ジロではゲラント・トーマスが沈む

ゲラント・トーマスの落車

ゲラント・トーマスは、なんとスタート直後のパレード走行終わって直後、実際にレースが始まった直後にたった数百メートル進んだ地点で落車したのである。

レース中にチーム関係者が言ってた原因は、落ちていたボトルを踏んだ(G本人が踏んだ?誰かが踏んで起こった落車に巻き込まれtあ?)とかなんとか。

これがそのときの落車映像である。

これを見ると、単独でボトルを踏んで落車してるブヒね。ボトルはバーレーン・マクラーレンのものか。ファンサービスで選手らはボトルをファンに渡したりしていたもよう。そのボトルがなんかの拍子でコロコロと・・・

これ今日から、この区間のボトル渡しとか自粛になりそう。

ただこの時点ではバイクにまたがり、再スタートを切った。

そしてゴールまで残り30㎞を切り、その日最初で最後の勝負所であるエトナ山へいよいよこれから登るというその時、映像に映ったのは、左上半身がボロボロになったゲラント・トーマスである。

集団の速度も山岳へ向けてアップすると同時に、Gは後退。プロトンは特にトレックがニバリのために積極的に牽引し、速度アップ。Gをふるい落としにかかった。トレックはチームカーからGの状況ついて情報を得て、やるなら今だと指示が入っていたのかもしれない。

ボトルを踏んで落車といえば、過去には直近でファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara)がフランドルか何かで同じようにボトルを踏んで落車。鎖骨あたりを骨折しリタイアしたことがあった。それを思い出した。

Gもイネオスも終了

最終的にはトップから12分以上遅れてのゴール。いくら第3ステージが終わったばかりで、まだまだジロは長いとはいえ、もはやもう挽回は不可能である。これで、実質ゲラント・トーマスのジロは終わった。同時にイネオスのジロ制覇の予定も崩れ去った。

たしかにまだイネオスには第3ステージを終えて37位のヨナサン・カストロビエホ(Jonathan Castroviejo)と24位のテイオ・ゲイガンハート(Tao Geoghegan Hart)が残っているが、さすがに双方ともに総合表彰台を狙えるとは言えない。

ツールでベルナルが、ジロでGが沈み、来年からフルームは移籍。イネオスファンにとっては今年は呪われたシーズンとなったといえよう。あとはブエルタがどうなるか・・・これでもしフルームがブエルタを勝ったら最高に胸熱の展開やね。可能性はあまりなさそうやけど。

現時点(レース終わってすぐの段階)では、Gの落車の状況や負傷の程度、そしてリタイアするかどうかを含めてまだ詳細な情報は不明だが、数時間もすれば明らかになっていくであろう。続報待ちである。

Share your love
piginwired
piginwired
Articles: 6379

4 Comments

  1. 栗村氏がTwitterで落車の映像をリツイートしてましたが、ボトル踏んで単独で落車してましたね。
    今年のイネオスはちょっと不運すぎますね。

    アダムとかマルティネス、昨年のカラパスを獲得したのも、こういう時にチームとしてレースそのものが終わりというのを防ぐために、サブエースを常にメンバーの中に入れたいからってことですよね。
    で、今年はそのサブエース不在の煽りをもろに受けたという。
    とりあえずフルームは怪我なくシーズンを終えてほしいです。

    • ランス・アームストロングの偽りの黄金時代も、たとえオクスリの力だったとしてもあれだけの連覇は「奇跡」だったブヒ。
      そこにはなんらかの時代の流れというか、神様からの祝福のようなものがあったとしか考えられない。それほどの奇跡。

      同様にこれまでのスカイ・イネオスの快進撃もやはり、同種の奇跡的な力が働いていたとしか思えないブヒね。
      そういう流れがあった。

      でも今年その流れは完全に逆転してしまった感があるブヒね。これまでの反動がきたような感じになってるブヒね。

  2. 今年は本当にサイクルロードレースの怖さがよく分かる年となりました。
    イネオスはなんだかユンボ・ヴィズマの見えない影にでも操られているような…自滅とも言える事が多すぎて、高度に計画的に管理され運営されている分、今年のコロナによるスケジュールの大混乱がイネオスを動揺させてる気がするのは自分だけでしょうか?
    この後イネオスはまたツールの再現となりステージ優勝を目指すチームになってしまうしかないのか。
    ジロ序盤にして全く行方の分からない状況になり、ファンとしては喜ぶべきか悲しむべきか…

    • Gが後退、そしてもう一人の優勝候補サイモン・イエーツも早々に後退という変な流れになってるブヒね。
      昨日については、Sunwebのケルデルマンが、「どのチームもプロトンのコントロールができてなくて、完全に個人vs個人のカオスだった」と言ってたブヒね。

      Gとサイモンの後退で、両チームは積極的の集団を監督しない以上、ひょっとしたらしばらくそんな変な状態が続くのかも?

      こういうときほど、新たなヒーロー(ツールでいうヒルシみたいな)が誕生する下地ができあがりつつある?

Leave a Reply to AkiCancel Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!