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ロードバイクのタイヤには大きく分けて3種類が存在する。
1つはインナーチューブが必須のクリンチャータイヤ、2つ目はインナーチューブ不要のチューブレス。これらはどちらもホイールのリムにタイヤをひっかけて固定する方式。そして最後に古くからプロがレースで使うチューブラー。これはホイールのリムにタイヤを接着剤で貼り付けて固定する方式。
このうちチューブレスタイヤが最近のトレンドであり、今日ではその上位モデルであれば他種の上位モデルよりも高性能、すなわち最も速いタイヤとされる。タイヤ各社が今最も力をいれて開発し販売していると言っても良いであろう。
ただ、普及度は爆発的に増加とまではいってないように思われる。ぼちぼち増えてきたという感じか。
さてそんなチューブレスタイヤだが、もうみなさんご存知のように「シーラント剤」との併用がほぼ必須であり、常識である。シーラント剤はタイヤに穴が開いた場合、ちょっとした小さな穴であればその液体が瞬時に空気に反応して凝固することで穴を塞いでくれる実に化学的な液体である。
だが、穴が開いてパンクするのはクリンチャーのインナーチューブでも同じである。ならばインナーチューブの中にもシーラント剤を入れとけば良いのではないか?誰もがそう考えてきたはず。
いわば、クリンチャータイヤのチューブレス化である。
そこでワシがロードバイク掃除に愛用してるブランドMuc-Offから、インナーチューブに特化したシーラント剤が発表された。これで、クリンチャータイヤをまるでチューブレスタイヤのように運用することができる!?
その新商品がこちら↓
Tubeless or not, no one deserves puncture hassle.
— Muc-Off (@muc_off) June 18, 2020
Introducing Muc-Off No Puncture Hassle Inner Tube Sealant!
Find out more: https://t.co/EPrzU2SxUY#mucoff pic.twitter.com/jSBmI3GVLr
まずは使い方の動画をどうぞ。
この特徴をあげると、
容量300mlでお値段は£9.99(約1320円)。
チューブの大きさなどにもよるが、1回の使用では50ml~140mlで十分とされているので、1本のボトルで少なくとも1台の自転車に使う分には余裕であろう。
現在のところ英国とEU圏内でしか販売されていないが、7月には北米地域でも販売開始。アジア、特に日本での販売の有無やその時期は不明。日本ではあまり需要なさそうだから代理店は販売しないかも?
Muc-Off公式:INNER TUBE SEALANTにおいて、通販可能である。
なおインナーチューブ専用というシーラント剤ではないが、クリンチャーのインナーチューブでも使えるものはすでに普通に売られていて、たとえば、MTB界で有名なNOTUBES(ノーチューブス)のものがある。
Amazon:NoTubes タイヤシーラント剤 16 fl oz(ST0061)