グッドイヤーからEagle F1シリーズなどの新タイヤが4種類登場
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数年前にロードバイクタイヤ市場に参戦してきたF1でおなじみのタイヤブランド、グッドイヤー(Goodyear)。
今回、同ブランドは既存のF1 Eagleシリーズなどを進化させ、新しい4種類のタイヤを発表。
→Goodyear公式サイト
グッドイヤーの新タイヤの概要
新製品のうち、Eagle F1シリーズで採用されるのがGraphene Silica Roadコンパウンドという素材。名前のとおり、最近流行りのグラフェンが使われているが、非グラフェンのタイヤと比べて、転がり抵抗が10%減少し、グリップ力が8%向上、耐摩耗性能が7.2%向上しているとのこと。
特徴1:普通のポンプでビードがあがる
クリンチャータイヤも用意されているが、やはり目玉はチューブレスタイヤである。そのチューブレスタイヤには同社の独自の技術により、従来のチューブレス「レディ」タイヤよりもずっとビードがあがりやすくなっている。機械のコンプレッサーを使わずとも、普通のポンプで簡単にビードを上げることができるとアピール。
また、完全なチューブレスであり、リムとの密閉性・密封性は高く確保されているため、しっかりと空気圧(量)が維持できるとしている。
(乱暴にいうと、チューブレスレディにはシーラント剤必須。完全なチューブレスはシーラント剤不要。違いはリムとの密着性)
特徴2:買いやすい価格
また今回の新タイヤ販売のために、グッドイヤーは市場調査を実行。他社製品の価格帯や実際に売れている価格帯を調査。そういったマーケケットデータに基づき価格を決定。よって、買いやすい価格に設定されている。
製品展開
今回、次の4つモデルが発表となった。
・Eagle F1 Supersport
・Eagle F1
・Eagle Sport
・Vector 4Seasons
外観は次の公式Instagramなどでチェックしてほしい。
今回の新4モデルのスペックを簡単にまとめると次のようになる。
F1 Supersport | Eagle F1 | Eagle Sport | Vector 4Seasons | |
特徴 | ・ガチ勢向け (トライアスロンも) ・独自のGraphene Silica ロードコンパウンド素材 ・軽量さと走行性能を追求 ・パンクに弱い | ・万能型の高性能タイヤ ・独自のGraphene Silica ロードコンパウンド素材 | ・Dynamic:Pace素材 ・エントリーレベル ・耐久性重視 | ・Silica4コンパウンド素材と4-season トレッドキャップの併用 ・長寿命 ・濡れた路面でのグリップ性能重視 |
種類・サイズ展開 | ・クリンチャー 23/25/28C ・チューブレス 25/28C | ・クリンチャー 23/25/28/30/32C ・チューブレス 25/28/30/32 | クリンチャーのみ 25/28/30 | ・クリンチャー 25/28/30/32C ・チューブレス 同上 |
重量 | クリンチャー 180g(23c ) 190g(25c ) 205g (28c) チューブレス 255g(25c) 280g(28c) | クリンチャー 195g(23c ) 210g(25c ) 235g (28c) 250g (30c) 260g (32c) チューブレス 275g(25c) 300g(28c) 320g(30c) 340g(32c) | 250g(25c) 280g(28c) 300g(30c) | クリンチャー 250g(25c ) 260g (28c) 275g(30c) 285g(32c) チューブレス 290g(25c) 325g(28c) 350g(30c) 360g(32c) |
価格 | チューブレスは1本£50(約7000円) クリンチャー不明 | 1本£45(約6200円) ~£55(約7700円) | 1本£20(約2800円) | 1本£47(約6550円)~ £52(約7250円) |