【ロンバルディア落車】イヴェネプールのドーピング疑惑はシロで決着。CADFの調査終了

今年最初のモニュメントとなったイル・ロンバルディア(Il Lombardia）。その最大の衝撃は、クイックステップの若き至宝、レムコ・イヴェネプールの落車事件だった。

だが、その落車事件の際、ある疑惑が持ち上がったのを諸兄は覚えておられるであろうか。いいがかりというか難癖というか、その種のレベルの疑惑である。

だがしかし、この疑惑を調査していたアンチドーピング組織CADF（Cycling Anti-Doping Foundation）は、「違反なし」として調査を終了させた。当たり前である。

情報源：Investigation into Remco Evenepoel’s pocket contents closes with no violation

再び簡単に書くが、ことの発端はレムコが橋から転落し倒れているとき、そのレムコのジャージのポケットから、クイックステップのスタッフがなにかを抜き取り、自身のズボンのポケットに放り込んだ行為である。

このシーンがSNS上で拡散され、ある疑惑を生んだ。つまり、ドーピング薬物を隠したのではないか？という疑惑である。とんでもない難癖である。

だがそんなイチャモンの声が大きくなったからか、UCIも関心を持つに至った。そしてCADFがその調査にあたっていたわけだが、調査の結果、「シロ」と認定。調査終了という運びになった。