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誰もが知るタイヤメーカーのヴィットリア(Vittoria)が、オランダのハンドメイドチューブラーブランドA. Dugast(アンドレ・ドゥギャス)を買収した。だいぶ前に書こうとして忘れていたネタである。
下の公式発表の動画を見てほしい。
これにより、A. Dugastはヴィットリアグループの一員となったわけだが、おそらくコラボモデル?のハンドメイドチューブラータイヤーなどが限定品として登場するのではないだろうか。
ヴィットアリアのタイヤを使うJumbo-Vismaはすでにもう何年も前から、ヴィットアリアとA.Dugastの両社と協力関係にあり、またAlpecin-Fenixもすでに両社のタイヤを使っている。
🇮🇹 #Giro
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) May 19, 2021
So we have @Bondteke in the breakaway together with 10 others. They have expanded their lead over the bunch to 12 minutes! 110 km to go. pic.twitter.com/ASAS8DQQQW
🇮🇹 #Giro
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) May 19, 2021
20′ to the neutral start. It’s time to get excited! 😍 pic.twitter.com/VgT3kTBocs
そのため今回の買収発表はある意味当然で驚くべきものではないようだ。
上述のように今回の買収で、限定コラボモデルとしてヴィットリアから既存のコルサよりももっとクラシカルなハンドメイドのチューブラータイヤが発表されるかもしれない。
ヴィットアリアからすれば、プロからの細かい要望に答えられるハンドメイド&カスタムメイドのタイヤづくりとデータの収集や、コラボ限定モデル販売などで話題作りと新規ユーザーの獲得などが期待できるだろう。
一方で、A. Dugastからすればヴィットリアの大量生産用工場設備の利用や世界中の販路を使えることが期待できる。もちろん両社の間での開発技術やデータといった知見の共有、人材の相互交流、開発資金の融通の容易さといった点もメリットだろうか。
大量生産のための設備や知見を持つ大企業と、細かな要望に答えられる小企業との合体は、お互いに補完し合えるものと一般的に考えられるだろう。あとはお互い理念や企業文化が合うとか、経営陣同士のいざこざがあるとかないとか次第といったところか。いや知らんけど。
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