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予算不足でクベカ・ネクストハッシュは存続危機。選手らに移籍交渉を許す通達

給料未払いと財政難にあえぐQhubeka NextHashが、ついに選手らに移籍交渉を許可へ

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南アフリカのワールドツアーチームのQhubeka NextHash(クベカ・ネクストハッシュ)が選手やスタッフに給料未払いが起こっていると報道されたのが今年8月の末。(参照:Qhubeka NextHash struggling to pay riders and staff

チームはその時点では「チームの未来などに心配はない。へーきへーき」と発表していた。

だがしかし、ついに同チームは選手らに対して「今の契約内容に関わらず、移籍先を探してもよい」との通達を出したもよう。

情報源:Qhubeka-NextHash releases riders as management works to shore up finances

チームの現状としては、2021年シーズンは最後まで走り抜く予定だが、2022年に向けた予算不足は深刻で、新しいスポンサーを見つけなければならない状況とのこと。

UCIルールでは、ワールドツアーチームとして予め設定されていたレベル(金額)に予算が満たなくなったときは、選手らをその契約から開放し、自由に移籍交渉ができるようにしなければならないとされている。今回のチームによる通達はそのルールに基づいたものと言える。

せっかくチームのエーススプリンターのジャコモ・ニッツォーロが万年2位病から脱却し、最近は勝利をいくつも挙げる覚醒を遂げていただけに、もったいない事態となっている。

アスタナのスポンサーを降りることが決まっているカナダのPremier Tech社が新スポンサーにつくかもという憶測もあるが、どうやらチームが2022年に向けて存続できるかどうかは予断を許さない状況のようだ。

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