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ロードバイク業界のトレンドの1つとして、これまではプロやガチ勢だけの機材と思われていた(たぶん)カーボンホイールを、我々一般人でもその多くが使い出しているということだろう。
それにはカーボンホイールの開発・製造技術の進化、市場の拡大、新興ブランドの市場参入などにより、比較的廉価なカーボンホイールが増えてきていることが要因だろうか。またディスクブレーキの普及により、強いブレーキングによるカーボンホイールのリムの損耗などを考えなくて良くなった点もあるかもしれない。
ただそうはいっても普通の伝統的なアルミホイールと比べるとやはりカーボンホイールは高価だというのも事実。そこでみんな気になるのがコスパ。果たして高価なカーボンホイールを使うと本当に速くなるのだろうか?
その点を海外有名メディアのroad.ccが検証し、動画としてYoutubeにアップしている。下の動画がそれだ。
情報源:Are expensive carbon road bike wheels worth the money?
今回のテストに使われたのは、上から下へ価格が高くなっている。価格は情報源記事中のポンド表記を円にしたもの。
これらのホイールを使って、2人が走ってそれぞれタイムを計測した。
その実験の結果が画像として情報源記事にも掲載されている。難しいグラフとかではないので見ればわかると思う。
結果のポイントだけを簡単にまとめると、
まぁ科学的に厳密な検証でもないのであくまで参考程度にしかならないが、世間的にはSpcializedのホイールブランドRovalのRapideは評判良さそうなので、同ホイールはやはりその世間の評判どおりの性能だと思われる。
一方Zipp 454 NSWは価格が飛び抜けているわりには、「ぐぬぬ・・・」という感じ。ただ今回のコースや速度域ではホイールの効果が最大限発揮されなかっただけかもしれないので、よくわからない。
実はそんなカーボンホイールのコスパどうこうよりも、個人的にわりと重要だと思う点は、チューブレスタイヤをつけるのが昔に比べると本当に楽になっているとも書かれている点だ。最近のチューブレス対応ホイールやチューブレスタイヤは業界の規格が統一されたためそれに準拠して作られているからか。技術の進歩もあるだろう。