ジョージ・ベネットがクイックステップへ？

みんな大好きイタリアメディアのガゼッタ・デロ・スポルト（La Gazzetta dello Sport）紙によると、現在UAEで走る33歳のベテランニュージランド人クライマー、ジョージ・ベネット（George Bennett）がスーダル・クイックステップ（SoudalｰQuickStep）へ移籍するかもしれないとのことらしい。次のツイート（X風にいうとポスト？）を見て欲しい。

たしかにジョージ・ベネットとUAE-TeamEmiratesとの契約は今年いっぱい。そしてガゼッタによるとUAEとの契約延長はないだろうとのこと。そんな有名クライマーを欲しがっているのが、レムコ・エヴェネプール（Remco Evenepoel）のための山岳アシストを強化したいスーダル・クイックステップ（SoudalｰQuickStep）だと言う。

クイックステップはレムコのためにもともとパヴェル・シヴァコフ（Pavel Sivakov）とローレンス・デ・プルス（Laurens De Plus）を獲得しようと交渉していたようだがそれは実現しなかった。一方で、現在バーレーン・ヴィクトリアスでエースを務めるミケル・ランダ（Mikel Landa）については合意間近と、パトリック・ルフェーブル自身が認めている。これらに関連する記事として次の2つをまた読んでおいてもらいたい。

• UAEにパヴェル・シヴァコフ、Jaycoにマウロ・シュミットが移籍
• ルフェーブル「レムコ側が契約破棄なら裁判や」

ただ現在のジョージ・ベネットはかつてのユンボ・ヴィズマ時代の強さと比べて陰りがある状態。もしパトリック・ルフェーブルがベネットを獲得しても、レムコのアシストとしてどれだけ活躍できるかは未知数と言わざるを得ないか。ただかつての強さを取り戻せるならば、クイックステップにとって大きな力となるだろう。