Dstny社がチームLotto Dstnyの共同タイトルスポンサーをやめる可能性
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ツール・ド・フランスも1ヶ月以内となり、そろそろプロ選手らの移籍市場も本格的になっていく時期だが、チームとしてもスポンサー獲得や契約延長を活発にしていく時期でもある。
そんな中、Lotto Dstnyについてはその共同タイトルスポンサーであるDstny社が今年限りでスポンサーそのものをやめる、または、共同タイトルスポンサーから降りる可能性があるようだ。
Lotto DstnyのCEOのStéphane HeulotはベルギーメディアのHet Nieuwsbladに対して、噂話にはコメントしないと前置きしつつも、来年度に向けたスポンサー獲得交渉をやっていること、特にDstny社との交渉を行っていることを認めた。
もともと少なくとも2026年まではLotto Dstnyとして活動する予定だったように思われるのだが、Dstny社からスポンサー契約についてなんらかの話があったのかもしれない。そのあたりの詳しい内部事情は不明だ。
そもそも同チームに共同タイトルスポンサーとしてDstny社が契約したのが2022年。しかし、チームは当時ワールドチームだったものの、2023年には1つ下のProTeamへ格下げとなってしまった。この点について、Dstny社は「降格するとわかってたら契約しなかったかもしれない」と語っていた。今となっても出資する金額の「コスパ」になんらかの不満・疑心があっても不思議ではない?
さて、上述Lotto DstnyのCEOは「まだDstny社との契約はまだ終わるような段階ではない」とするが、先週の金曜日に同社とチーム側は今後のついての話し合いを持ったと話す。そこでは建設的な議論ができたようだ。
そのような現状ではDstny社が少なくとも共同タイトルスポンサーから離れる潜在的なおそれはあるのだが、それでもチームCEOはチームの未来について心配はないと語る。
なお現時点のUCIランキングをもとにすれば、2026年からLotto Dstnyがワールドチームに復帰する可能性は高いと思われる。それが確実となればDstny社も共同タイトルスポンサーを続ける可能性も高くなるのではないか?