IOCがウラソフなどロシア人選手のパリ五輪参加について出場承認者リストを発表
国際オリンピック委員会がパリ五輪出場承認選手リストを発表
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2022年の侵攻から今も続くロシアとウクライナとの戦争だが、今年のパリ五輪にロシア国籍とそのロシアを支援するベラルーシ国籍の選手は両国代表としては出場できない。国家や国旗を使わない「AIN」と呼ばれる中立的な個人参加資格の選手として扱われる。
そして先週末に国際オリンピック委員会(IOC)から、正式にロシア国籍とベラルーシ国籍の選手のうち上AINとして参加を認められる選手のリストが発表がなされた。その中にはボーラ・ハンスグローエで走るロシア人のアレクサンドル・ウラソフの名前もある。次のリンクを見て欲しい。
IOC公式:Individual Neutral Athletes at the Olympic Games Paris 2024
この中にロードレース部門についての記述があり、次のようになっている。
Cycling, Road
- Three quota places (1 Male / 2 Female) for AINs with a Russian passport
- One quota place (0 Male / 1 Female) for AINs with a Belarusian passport
Eligible and invited athletes with a Russian passport
- Tamara DRONOVA (F)
- Alena IVANCHENKO (F)
- Alexandr VLASOV (M)
Eligible and invited athletes with a Belarusian passport
- Hanna TSERAKH (F)
このようにアレクサンドル・ウラソフの名前があげられている。
なお競技別では、
- 自転車のロード:4人
- 体操のトランポリン:3人
- ウエイトリフティング:2人
- レスリング:16人
となっている。