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これまで2020・2021と世界選手権を連覇しニ度の世界王者に輝くなど、数々の輝かしい栄光を手にしてきたフランスのエースの一人、ジュリアン・アラフィリップ。
レムコが台頭する以前はパトリック・ルフェーブルの寵児としてスーダル・クイックステップで絶対的エースとして君臨していた。しかし、近年は落車による大怪我とそれに伴う長期離脱だったりコロナ感染だったりで思ったような走りが出来ていないシーズンが続いていた。
それに加えて今年がチームとの契約が最終年度であることや、ルフェーブルがメディアに語った数々のアラフィリップについてのコメントなどから、メディアではルフェーブル翁との仲も変質し、両者には溝ができてしまっているとの報道もあった。
だがしかし今年のジロ・デ・イタリアでアラフィリップは見事に復活。第6ステージで2位に入ると、第12ステージでは復活のステージ優勝、第19ステージでも9位に入るなど好走が目立った。
そうしたジロでの活躍はパトリック・ルフェーブルとの契約交渉でも良い材料になるだろうが、しかし、ここにきてアラフィリップはスイスのProTeamであるQ36.5に移籍するのではという噂が出てきた。
情報源:Alaphilippe ‘biedt zich aan’ bij Zwitserse ploeg, Urska Zigart naar ploeg van Lefevere
Q36.5は、かつてのアフリカのワールドチームだったチーム・クベカ・ネクストハッシュを率いていたダグラス・ライダーがスイス在住の大富豪の投資を受けて作ったチームで、メッシーナの鮫ことヴィンツェンツォ・ニバリも関与している。アラフィリップのかつてのチームメイト、ヤニック・シュタイムレやジャンルーカ・ブランビッラなどがいる。
もしアラフィリップが加われば期待できる戦力増強となり、稼げるUCIポイントも増えたり、フランスのスポンサーも増えるかもしれない。そうなれば将来的なワールドチームへの昇格の可能性も高まるだろうか。