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新しくシマノが発表した特許情報で、自動的にクリート位置を調整するシステムを備えたシューズに関する情報が明らかとなった。
情報源:Shimano Patent Shows Electric Cycling Shoe with Auto Adjust Cleat Positioning
その特許情報の要旨には上のように書かれている。ものすごく大雑把に言えば、ペダル、クリート、シューズの3つを相互に電気的に接続し連携させるシステムだというような内容が書かれている。
上の図でクリートとシューズの間に挟まっている26という番号のパーツを見てほしい。このパーツに内蔵されているモーターによってクリートとシューズの位置が調整される仕組みだ。前後方向と横方向に動くようになっている。
またシューズのストラップベルトの付け根にある54、そして靴底の62にも注目してほしい。54はコントローラーで62がそれに電力を供給する供給元となっている。
このコントローラー54が、調整装置51と52にその情報を伝え、51と52がそれぞれクリートを動かしてクリートポジションを調整するという仕組みになっている。
ペダル自体にバッテリーが搭載されていて、そこから各部に非接触充電システムで電力が供給される。
この図のようにアップルウォッチのようなデバイスを使って通信し、各種データの設定・管理をすることもできるのだろう。スマホアプリでもできるのかもしれない。
今回の特許情報ではSPDペダルが説明に使われているが、SPD-SLにもこの技術は使用可能となるかもしれない。
あくまで特許情報であってこれが製品化されると決まっているわけではないが、個人的には、靴下、シューズ(中敷?)、クリート、ペダルになんかチップを埋め込んで、それらが通信しあって足の位置や指の位置を正確に、かつ簡単に測定し、スマホアプリとスマホカメラで「AR」機能っぽい可視化ができる機能があればいいと思う。