プロチームがSRAMを批判。チェーントラブルが多すぎると主張
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シクロクロスのプロチームであるBaloise-Trek LionsがSRAMの品質を批判している。理由はチェーントラブルの多さだ。
Baloise-Trek Lionsは、そのチーム名の通りTrekのシクロクロスバイクBooneを使っているが、そのコンポはSRAM Red AXS。
だが同チームのマネージャーにしてシクロクロス界のレジェンドのスヴェン・ネイスは、レースではなくトレーニングの段階からSRAM Red AXSには問題が多かったと話す。特にチェーンに悩まされてきたと語る。
ネイスは一度はSRAM側から新しいディレラーやチェーンなどを調達して換装し、問題が解決したように思ったが実際には何も解決しておらず、再びチェーン落ち・チェーンの破断が発生。特に最大パワーで踏み込んで変速するときにチェーントラブルが発生するのが問題だった。
そんな状態で迎えたのが先日のシクロクロスのヨーロッパ選手権。結果としては彼の息子でLidl-Trekに所属するティボー・ネイスが見事に優勝したものの、父であるスヴェン・ネイスは毎周回ごとに「変速するときに力をかけすぎるな。チェーンがぶっ壊れるぞ!」と叫び注意を促していたと話す。
だがそれでもティボー・ネイスはレースの残り2周となったときにチェーン落ちを経験。スポークとカセットの間にチェーンが挟まり、彼いわく「終わったと思った」と。だが冷静に対処にして優勝を成し遂げた。
SRAMのチェーントラブルはこのBaloise-Trek Lionsの例だけでなく、その数時間前にはジュニアのレース、そしてU23のレースでもSRAMを使っていた選手が同じチェーントラブルに泣かされた。
こうした事態を受けスヴェン・ネイスは、SRAM側に調査・改善するよう要求する方針だ。
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