レビュー
Rapha



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イネオスがセカンドスポンサー探し。
かつてのグランツール最強時代はどこへやら。盛者必衰の理を味わっているのが元チームSkyことイネオス・グレナディアーズ。そんな同チームのオーナーであるイギリスの大富豪ジム・ラトクリフがもうこれ以上の投資はチームにしないと話し、チームとしてはセカンドスポンサーを探しているようだ。
ジム・ラトクリフはチームへの投資は続けるし、今後もチームが続くのは間違いないが、ラトクリフが今以上のお金をつぎこむつもりはないと明言しているので、今後も長期的にチームが存続し、スーパーチームへと返り咲くには、チームとしてはセカンドスポンサーを見つけて予算の増額を果たそうという考えだ。
ラトクリフとチームとの間には、ラトクリフが近年のチームの成績に満足せずチームに不満・幻滅して溝が生まれているというような事実無根(?)の噂もあったようだが、ラトクリフ自身が今回メディアに対して2028年までもチームへの投資は続けると明確にした。
チームのパフォーマンスディレクターが言うには、プロのプロトンはコロナ前後で選手の性質が変わったとのこと。それゆえイネオスとしてもそうした流れに対応するためチームを再構築・改革する必要があり、それが将来につながるとのこと。
昨年、イネオスからは多くの中心的人物(選手とスタッフ)がいなくなり、体制的にこれまでとはかなり異なるチームとして2025年から生まれ変わることとなる。
イネオスの不振が英国ロードレース界にも暗い影を落としているとも考えられる状況だが、はたしてセカンドスポンサーは見つかるだろうか。