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ロードレース2025ツアー・ダウン・アンダー第1ステージ

スプリントでデュラエースは不利?昨日の2025ツアー・ダウン・アンダー第1ステージのサム・ウェルスフォードの勝利について

SRAM Red AXSとShimano Dura-Aceにおけるギア比の違いとゴール前スプリント

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昨日は男子ワールドツアー開幕戦、2025ツアー・ダウン・アンダー第1ステージが行われレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのスプリンター、サム・ウェルスフォードが昨年の大会と同じくステージ優勝を成し遂げた。レッドブルが使っているコンポはSRAM。昨年も同チームはSRAMだったので継続して使っている。

そして昨日ゴールスプリントで勝ったウェルスフォードはフロントシングルで56Tのチェーンリングを使っていたようだ。

情報源:Sam Welsford Used a Massive Gear to Win The Tour Down Under Opener

とはいうものの、そもそも山岳ステージですら54Tが普通になっている現代のロードレースでは平坦基調のレースだと56Tのチェーンリングを使う選手は普通の存在だ。レースによっては58Tを使う選手もいる。ヴィクトール・カンペナールツに至っては2023年のオンループ・ヘット・ニュースブラッドで62Tを使っていたこともある。

今回ウェルスフォードはその56Tに、リアスプロケの最小ギアは10Tを組み合わせた。これでギア比5.6が得られる。

一方で現行の市販されているShimano Dura-Aceの場合はフロントが最大54T、リアが最小11Tなのでギア比4.9までしか得られない。だが11速時代には56Tも存在していた。

平坦ゴール前スプリントではライン取りやアシストの存在のほうがはるかに勝利にとって直接的に重要なのかもしれないが、このギア比も1つの重要なポイントになるだろう。その点でShimanoを使うチームは、ここぞというときでのスピードが足りなくなり、やや不利なのかもしれない。もちろんサードパーティ製のものを使うという選択肢もあるが、スポンサー外のを使うと偉い人に怒られる諸刃の剣。

またSRAMには「ファッ◯ンス◯ム」の可能性もあるため、いちがいにギア比だけで決まるものではないのも道理。

プロチームからの要望を受けてShimanoも、今年出るかもしれない(来年のほうが確率高い?)新型Dura-Aceでは56Tはたまた58Tを展開するか?

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piginwired
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2 comentarii

  1. 辻啓さんの現地レポート映像を見ると非売品のシマノ製56tチェーンリングかFSAかCarbon Tiを使ってるチームが殆どですね
    56tチェーンリングを確認できなかったのはスーダル・クイックステップとXDSアスタナだけでした
    後、ギア比5.6だと時速60kmで約85rpmになっちゃうので、スプリントでフルアウターは使わないんじゃないかなと

    • Carbon Tiというとポガチャルも使うやつブヒね。やっぱりみんなビッグギア傾向のようブヒね。
      あとケイデンスという観点は全く失念してたブヒ。たしかにケイデンスの具合を考えるとフルアウターは使いにくくなるかも。

      情報あざっす!

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