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タコ「ギア比制限に反対。速さはロードレースにとって重要な要素」

落車の脳震盪から回復したタコ・ファン・デル・ホールンが自身の経験を踏まえても、ギア比制限の議論に賛同しない理由とは。

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昨年末ぐらいだったからだろうか、一部の選手らからギア比を制限してはどうかという話題が広がっていた。UCIも検討するかもしれないとかどうこう。理由はプロトンの安全性確保。速くなりすぎればコントロールが効かなくなるというものだ。

だが先日までツアー・ダウン・アンダーに出場していたタコ・ファン・デル・ホールンはそうした意見に反対する。

情報源:‘Going fast is part of cycling’ – breakaway artist Taco van der Hoorn against gear restrictions for safety

Intermarché-Wantyに所属する彼だが、2023年のロンド・ファン・フランデレンで落車して強い脳震盪を受け、およそ16ヶ月少しレースに出られなかったが、昨年8月にレースに復帰。今年のツアー・ダウン・アンダーには三回目の出場を果たし、逃げに乗ったりもしていた。

そのように落車で危険な状態に陥った経験を持つ彼だが、それでもギア比制限には賛同しない。タコは次のように話す。

“I think going fast is also part of cycling, so I think it’s a difficult discussion, because if you limit gears, do we also ban skinsuits or aerodynamic bikes because you go too fast?

訳「自分としては速さもロードレースの構成要素として重要だと思っている。だからギア比制限は認め難い議論やね。もしギア比を制限するなら、スキンスーツやエアロバイクも禁止するわけ?だってそれらも速さにつながるやん」

このように当然のことを主張する。またタコ自身もハイケイデンス派でなく、重いビッグギアを回す派であるため(ツアー・ダウン・アンダーでも58Tを使用)、彼にとってはメリットがないとも話す。

ただそんな彼でもその他の安全対策の一部には賛成している点もある。たとえばトップチューブに座りながらのダウンヒルの禁止がそれだ。

一方で、UCIの新ルールとして決められた補給手渡し区間(フィードゾーン)以外では一切の補給手渡しを認めないという規制については手放しで賛同しない。

なぜならそもそも補給地点は選手が重なったり、スタッフが密集してカオスになりがちなのに、新ルールはその密集度・カオス度をさらに固定・増加させるようなものであるからだ。タコは補給地点を分散させるほうが安全対策としては有益だと考える。

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