レビュー
Rapha




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先日のエトワール・ド・ベセージュでチューブレスタイヤがCADEXホイールから外れて落車。Giantはホイールがレース中に損傷していたことが原因と発表
今年のエトワール・ド・ベセージュは先日の記事「車がコース進入で滅茶苦茶になったエトワール・ド・ベセージュ。複数のワールドチームが大会を見限り撤退の事態へ」でも伝えたように、コース上の安全が2日連続で確保されていなかったためプロトンや複数チームが猛反発する事態に陥った。
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だがこうした運営上の混乱とは別に、その第2ステージではもう1つのトラブルが発生していた。第2ステージのゴール前スプリントでの落車だ。次の動画を見て欲しい。
ProTeamのEquipo Kern Pharmaの選手Equipo Kern Pharmaが走行ラインからいきなり横へスライドし、そのままフェンスへ激突しているのがわかる。
この動画では画質的にわかりにくがこのとき実はリアタイアからチューブレスタイヤが外れてしまっていた。
同チームが使うバイクはGiant。そして当然ホイールはGiantのホイールブランドであるCadexだ。
この2025エトワール・ド・ベセージュでのトラブルについてGiant側が調査結果を発表した。
情報源:‘Not the result of a tyre or rim malfunction’ – cause of Marc Brustenga’s freak crash revealed
それによると、シーラント剤が大量に漏れ出して密閉度が下がりタイヤが外れた直接の原因は、ホイールがその時点より前にダメージを負い損傷していたことだとわかったとのこと。
具体的には高速走行時に道路に空いたちょっとした陥没にハマったときにホイールの一部にヒビが入るなど深刻なダメージがあったという。
Giant側はホイール、ハブ、タイヤは適切に組み付けられておりそれら自体に瑕疵はなかったと結論づけた。
このチューブレスタイヤとホイールという点については、昨年のUAEツアーでもトーマス・デ・ヘントのホイールとタイヤに異常があり特にフックレスホイールとチューブレスタイヤとの組み合わせが問題になったことを覚えている人も多いだろう。また昨年のストラーデ・ビアンケでも同じようなトラブルがあった。
次の過去記事を再び見ておいてほしい。