レビュー
Rapha



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UCIが2024デンマーク選手権個人TT問題を専権的に判断へ。同国連盟の判断を覆すかどうか注目。
昨夜はUAEツアー第2ステージの個人TTが行われたわけだが、TTでは各国のTT王者はそれぞれナショナルチャンピオンジャージを着用することが許されている。第2ステージで優勝したイネオスのジョシュア・ターリングももちろんイギリスチャンピオンジャージを着て走った。
しかしデンマーク個人TT王者と「思われる」ヨハン・プリースパイタースン(Johan Price-Pejtersen)はデンマークチャンピオンジャージを着ていなかった、いや着ることが許されなかった。一体なぜか?
昨年記事にしたかどうか覚えていないが、実は2024年デンマーク個人TT男子エリートにおいて最速タイムでゴールしたヨハン・プリースパイタースンが失格とされた。彼は昨年まではバーレーン・ヴィクトリアス、今年からはアルペシン・ドゥクーニンクに移籍している25歳。身長は2m近い大柄な体躯。
その失格の理由はコースではないところを走ったからだ。具体的には本来のコースの道路ではない自転車道を走った区間があったからだ。デンマーク自転車連盟(Danish Cycling Union:DCU))はこうした理由で彼を失格とし、チャンピオンの称号を剥奪した。
しかしこの失格にヨハン・プリースパイタースンは反論し異議申し立て。彼の主張は次の2点。
そして失格決定から7ヶ月後の2025年1月28日、ついにヨハンの主張が認められ、デンマーク自転車連盟は当初の決定を覆し、彼をデンマーク個人TT王者だと認めた。
しかし、デンマーク自転車連盟はその公式サイトにおいて今回のこの問題はUCIへ最終判断が委ねられることになったと報告している。
なぜならUCIルール上、各国の自転車連盟が下した制裁・失格などの懲戒的判断への異議申し立てについては、それを判断する権利はUCIが持っているからだ。
そして今回の問題について、UCIは、デンマーク自転車連盟とヨハン・プリースパイタースンの両当事者に対して2月28日までにさらなる主張があるならばそれを記載した書類などを提出するよう指示。それらの提出を待って、UCI側が独自に判断を下すこととなる。
つまりそのUCIの最終判断までヨハンはデンマーク個人TT王者とは認められず、それゆえ昨夜のUAEツアー第2ステージ個人TTでチャンピオンジャージを着用することが許されなかったわけだ。