レビュー
Rapha



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2025年のXDS アスタナの生存戦略の要点とは?ここまでの好調ぶりを支えるチーム戦略とは?
さきほどの記事「アスタナ2位へ。最新のUCIチームランキング2025」で書いた通り、2/25更新の最新のUCI 2025チームランキングでXDS アスタナは2位とすばらしい位置につける。あくまで今シーズンだけのポイントにおけるランキングでまだまだこれから変動していくものだが、それでも好スタートを切っていると言って間違いないだろう。
ではなぜXDS アスタナは他の降格危機圏内チームと比べてそれほど順調な滑り出しを見せているのか?
情報源:XDS Astana Start 2025 with a Bang | UCI Ranking Analysis February 2025
UCI ポイントを稼がなければならないのは言うまでもないことだが、問題はどのようにそれを稼ぐかであるが、一言でいえば、今年のXDS アスタナはUCIワールドツアーより下のカテゴリーのワンデイレースを重視する作戦に出た。
2025年からXDS アスタナはワールドツアーより下のカテゴリーのワンデイレースを重視する方針を取っていると書いたが、それを実際に示すデータが情報源記事に掲載されている。その重要部分を抜粋すると次のようになる。
年度 | カテゴリー1.Proのレース数 | カテゴリー1.1のレース数 | 年間合計レース数 |
---|---|---|---|
2024 | 17 | 15 | 83 |
2025 | 30(予定) | 37(予定) | 121(予定) |
これは情報源記事のデータから昨年度と大きな差がある部分のみを抜き出したものだ。
を表している。
このように2025年は非ワールドツアーのワンデイレース数の参戦予定がほぼ倍になっている。またそれにあわせて年間レース数も大きく増えている。
実は現行のポイントシステムの上では、ワンデイレースはグランツールを除けば実はステージレースよりもポイント配分が基本的に有利だからだ。
そしてワンデイレースに向いた選手といえば、やはりパンチャーという脚質の選手だ。パンチ力のあるアタックを繰り出せるスプリント力と、超級山岳で上位ゴールは無理でもそこそこ登れるクライミング能力と、そして高い独走能力を兼ね備えた脚質だ。わかりやすくいえばジュリアン・アラフィリップやマチュー・ファン・デル・プール。もちろん個々の選手ごとにどの能力が高いか差はあるが。
まさにXDS アスタナはこのパンチャー系の選手を昨年の移籍市場で何名も獲得していた。たとえばディエゴ・ウリシ、マイク・テウニッセンなどだ。