レムコもオンループを試走。気になる路面のコンディションは？

さきほどの記事「なぜビニアム・ギルマイがオンループとクールネを欠場するのか？」でも書いたが、いよいよ明日のオンループ・ヘット・ニュースブラッドで2025年のクラシック戦線スタートの号砲が鳴る。

レムコ・エヴェネプールがオンループ試走に参加

それに出場する各チームがすでに試走を行っているが、その中にはなんと怪我からの復帰を目指すレムコ・エヴェネプールの姿もあった。

だからといってレムコがオンループに出場するわけではないが、トレーニングと今のコンディションの確認のためにチームメイトらに随伴したのだろう。

2025オンループのコースと天気予報

情報源：Omloop Het Nieuwsblad riders recon wet conditions for first serious serving of cobbles of spring – Gallery

今年のオンループ・ヘット・ニュースブラッドのコースは次のようになっている。

走行距離は197km。181.3km地点に聖地カペルミュールが登場する。

気になる天候だが、木曜日あたりの試走の段階では雨でウェットコンディション。明日に向けて天気は穏やかに回復していくもようだが、それでも当日の零度を少し上回る程度の低気温で、朝は雪も降るかもしれないとのこと。その後晴れ間が見える時間帯もありそうだ。そのような天気予報になっているとのこと。

ずっと暖かいところでトレーニングやレースをしてきた選手はコンディションの落差に肉体が慣れきっていないので難しいレースとなるだろう。

昨年度のフレッシュ・ワロンヌでは悪天候と低い気温のため低体温症となったマティアス・スケルモースやリタイアする選手が相次いだのを覚えているだろうか。明日のオンループも天候次第ではそのようなレースになるかもしれない。

もしそのような過酷なコンディションでのレースになれば、その2024フレッシュ・ワロンヌで作戦ミスによって自滅したUAEのようなチームが出てくるかもしれない。