レビュー
Rapha
ロードレースとロードバイクのブログ「Bike News Mag」
ロードレースとロードバイクのブログ「Bike News Mag」
なぜピドコックのタイヤだけに「X」マークが描かれていたのか？2025ミラノ〜サンレモでのQ36.5のタイヤについて。
2025ミラノ〜サンレモのトム・ピドコッックのタイヤにはなぜ「X」マークが描かれていたのか？
Share your love
ポガチャルのまさかのチプレッサでのアタックに大興奮だった2025ミラノ〜サンレモ。Q36.5のエースのトム・ピドコックも優勝を狙える注目選手の一人だったが、そのチプレッサの入口で発生した落車によって足止めをくらってしまい、勝負には絡めずに終わってしまった。ポジション取りのまずさが悔やまれる結果となった。
ミラノ〜サンレモでのトム・ピドコッックのタイヤ画像
そんなピドコックだが、実は他のチームメイトとは異なり、彼のタイヤだけに「X」マークが手書きで描かれていた。次のインスタの投稿を見てほしい。
Xマークの意味は？
この手書きのXマークの意味についてはいくつかの推測が成り立つだろうが、すぐに思いつくのは次の3つだろうか。
- エースのピドコックだけ、Vittoriaの新型（未発表）タイヤだった？
- タイヤ空気圧の指定？
- Zipp新型ホイールを使っていたからその都合上？
このうち、最後のZippの新型ホイールについては以下の過去記事を読んでほしい。
- タイヤ空気圧センサー搭載の新型ZIPPホイールをトム・ピドコックが使用中か
- ストラーデ・ビアンケでのSpecializedやZippなどの未発表タイヤやホイール
- Zippの次世代ホイールは「スマートホイール」？ホイールが自動で空気圧、風向き、ホイールの状態などを測定？
ただ上記3つの推測も、「なぜエースであるピドコックだけ？」という疑問は残る。当日は雨の中でのスタートだっただけにダウンヒルスペシャリストでもある彼だけは特に空気圧やタイヤの種類にこだわりがあったのだろうか。
ピドコック「勝手に話題になるように、意味ないけどタイヤになんか書いといたろ！」
