【注意】ラテックスチューブにシーラント剤を使うときの注意点
Share your love
ロードバイクの乗り心地・快適性を向上させる方法としてよく使われるのがラテックスチューブ。チューブラータイヤでもインナーチューブでもラテックスが使われている製品が市販されている。一度使えば乗り心地の良さにうっとり・・・二度と普通のチューブには戻れなくなるとかなんとか。ブタは使ったことないのでわからない。
だが、そんなラテックスチューブにパンク対策としてシーラント剤を使うときには、ラテックス以外の普通のチューブを使うときと違って注意しなければならないことがある。
Vittoria「チューブが爆発(バースト)するときがある」
ラテックスチューブで有名な大手ブランドといえばVittoria(ヴィットリア)であるが、同社は公式サイトに次のような注意点を記載している。
たぶん同社のラッテクスチューブかシーラント剤のパッケージには書いてあるのかもしれない。
エアーが抜けた状態で放置、保管されているとラテックスゴムの成分がインナーチューブと固着し、エアー充填時にバーストパンクの原因となることがございます。 シーラント剤を充填されたチューブラー(インナーチューブ)をご使用の際は、 下記の点に十分ご注意ください。
Vittoria公式「シーラント剤を充填したチューブラー(インナーチューブ)の取扱について」
※特にラテックスチューブは空気透過性が高い為、水分の蒸発も早くなります。
・スペアタイヤなど、通常使用しないタイヤへの充填はお避け下さい。
・一定期間乗車されない場合であっても、一定の空気圧を保ってください。 また 、シーラント剤が長期間一か所(タイヤ底部)に留まらない様、定期的にホイールに回転を加えて下 さい。
ようするに、シーラント剤の成分がラテックスチューブとくっついてしまって、空気いれると本来伸張すべきチューブが伸びなくなり、空気圧に耐えきれなくなったチューブが破裂するわけやね。柔らかいチューブが硬化してしまう感じやね。
よって重要な点はつねにチューブに空気を十分に入れておくこと。決してペチャンコにしたまま放置してはいけない。毎日空気圧をチェックし、タイヤをくるくる回しておこう。
シーラント剤やラテックスチューブを使っているユーザーには常識かもしれないが、これからそれらを使ってみようとする人は注意ね。
Amazon:Vittoria(ビットリア) チューブ ラテックスチューブ [lateX tube] 51mm 仏式
Amazon:(Stan’sNoTubes/スタンズノーチューブ)(自転車用メンテナンス用品)シーラント TIRE SEALANT RACE – QUART (32 FL OZ)