Canyonから新CFRヘルメット登場。エアロ性能向上のHigh Barシステム搭載したハイエンドヘルメット

Canyonから新しいヘルメットのCFRシリーズが登場した。さっそく次のPVを見てほしい。

今回登場するCFRヘルメットシリーズは2種類ある。1つはオーラウンドに使えるDisruptr CFR、もう1つはよりエアロを追求したStingr CFRだ。次のCanyon（英国）公式サイトでそれぞれチェックしてほしい。

• Disruptr CFR
• Stingr CFR（この記事を書いている時点ではまだ未発売）

色はどちらも白と黒が用意されるようだ。

これらの新作CFRヘルメットの特徴はなんといってもやはり耳元の特殊な構造で、HighBarシステムというCanyon独自の設計が使われていること。伝統的なY字型のベルトストラップとは異なり、それよりもエアロ性能を高めるための新システムだ。

Canyonが言うには風洞トンネルでの実験で時速50kmだと7ワット有利、そして時速60～70kmだと10～20ワット有利になるとのこと。走行距離が長くなればなるほど、疲労度が高ければ高いほどこうしたちょとした差の積み重なりが結果に影響を及ぼすことになるだろうか。

またエアロ性能が伝統的なYストラップよりも高いことで耳元の風切り音もより軽減されており、さらにはより涼しく感じる効果もあるとのこと。もちろん安全面ではMips搭載で、かぶり心地やフィット感も追求されているハイエンドヘルメットだ。

なお安全面でいうと、ヘルメットに直接装着できる専用バックライトCanyon FLASH Helmet Lightも販売されている。

重量はDisruptr CFRが250g、Stingr CFRが273g。価格はどちらも£289.95（約5万5000円）。詳しくは上記公式サイトで見てほしい。