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今シーズン途中に、電撃的にチームEFからアスタナへ移籍したアルベルト・ベッティオール。8月15日付けでアスタナに所属した。
そんな彼はアスタナが現役生活最後のチームになると引退の予定を語る。
情報源:Bettiol annuncia: “L’Astana è l’ultimo passo della mia carriera”
ベッティオールはアスタナとは3年契約を結んでいて2027年までとなっているが、今回の情報源記事の取材において「アスタナが最後のチームとなる」と話す。具体的な引退の年度は明言していないので、アスタナとの契約延長もあり得る。しかし少なくとも早ければ2027年いっぱいで引退の可能性もある。
今年はシーズン途中で突然の移籍となったわけだが、2019年からずっとチームEFで走ってきたためチームEFは第2の家族のようだったと話すが、アスタナについては「まだ家族と言えるほどの状態ではない」と述べる。しかしながら、「移籍してから数週間の感触は良かった」と語り、チームとの関係性は良好なようだ。
イタリア人クラシックスペシャリストであるベッティオールはまだ30歳。もし仮に2027年引退だとしたら選手寿命が伸びている今のロードレース界ではわりと早い引退という印象だ。もったいない気がする。
これまでのキャリア史上最大最高の栄誉はやはり2019年のロンド・ファン・フランデレンだろう。そして2021ジロ・デ・イタリアではステージ優勝も挙げたことがある。今年はミラノ~トリノで優勝、ミラノ~サンレモ5位、ロンド・ファン・フランデレン9位、パリ~ルーベはDNFだったものの、イタリア選手権ロードレースでは見事に優勝している。