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ヨナス・ヴィンゲゴーの150mmのクランクを2025ヴォルタ・アン・アルガルヴェで使用
これまでクランクは170mm~175mmがプロでもアマチュアでも主流だったが、最近はそれよりも短い160mm台のものが流行りつつある。これまでは比較的マイナーな存在だったショートクランクだが、最近はむしろショートクランクが人気となりつつある。もちろんその流れを作ったのはタデイ・ポガチャルといって過言ではないだろう。
そしてそんなポガチャルの所属するUAE Team Emirates – XRGのライバルチームのTeam Visma | Lease a Bikeだが、同チームもポガチャルの真似(?)をして貪欲にいいものを取り入れようと、ショートクランクを試している。
実際に今冬のシクロクロスでワウト・ファン・アールト165mmのクランクを使っていたのを紹介したこともある。ワウト・ファン・アールトの身長は190cm。それなのに165mmというのは従来の常識では考えられない長さだろう。
そのワウトに加えて、今回、ポルトガルのステージレースのヴォルタ・アン・アルガルヴェに出場して総合優勝を果たしたヨナス・ヴィンゲゴーはなんと150mmのショートクランク(SRAM Rival)を使っていたらしい。それを伝えるのが次のインスタだ。
ヴィンゲゴーの身長は175cm。欧米では少し低い方かもしれないが、日本人では高い方の身長だ。それでも150mm。ということは欧米人よりも脚の短い傾向がある日本人は身長180cm以上でも150mmで良いのではないか?普通の平均的日本人なら140mmでもいいのかもしれない?まぁ短いといっても限度はあるだろうが。
もちろんこの150mmがシーズン通して使われる長さなのか、単に実験としていろいろな長さを試しているのかどうかはわからない。登りの距離や斜度などに応じて長さを変更している可能性はある。
このショートクランク化の流れと個人への最適化は、コンポメーカーにとっては新たなる飯の種となるのか?