シマノPRO公式見解「チームSkyのカーボンホイール崩壊の原因はタイヤの幅」
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下記動画より |
今年の春のティレーノ~アドリアティコのTTTにおいて、チームSkyが走行中にProブランド(シマノの子会社)の3本スポークのカーボンホイールが破断・崩壊した事件があった。
覚えとるかな?これ。
過去記事:【動画あり】恐怖!チームSkyが使うShimanoのカーボンホイールが破裂して崩壊!ティレーノ~アドリアティコ第1ステージ。
この件を調査してたProが、正式に原因を発表。原因はなんとタイヤの幅。
情報源:Team Sky sponsor explains why Gianni Moscon’s wheel collapsed in dramatic TTT crash
Pro「ホイール推奨条件は守れ」
情報源記事ではこのように書いてある。
After what it described as a thorough investigation, the Shimano subsidiary said that the wheel collapse was due to Team Sky mechanics fitting a tyre which was too narrow for the wheel.
訳「徹底的な調査の結果として述べたことによると、Pro側の見解は、ホイール崩壊の原因はチームSkyのメカニックが当該ホイールに対してあまりにも細すぎるタイヤを実装したことである、との内容である」
そして、Pro側は今後の当該ホイールの使用について、Pro側が推奨する使用条件・方法を満たせば競技レベルの使用でも完璧に安全であると断言する。
Pro側はこう言う。
“The investigation concluded that the 3-spoke wheel is completely safe to continue racing
“PRO advises all customers and riders using its 3-spoke time trial wheel to choose a minimum recommended tyre width of 24mm (622-24), to inspect the wheel for damage following impact and to stop riding in the event of a puncture.”
訳「調査の結論としては、3本スポークホイールは完全に安全であり、レースでこれまでどおり使い続けることができる」
「Proは、当該ホイールをTTで使う全てのお客様と選手たちに、最低でも24㎜幅のタイヤを使うこと、衝撃を受けた後のダメージについてホイールを検査すること、そしてパンクしたときには乗らないことを推奨いたします」
タイヤが細すぎる、あるいはパンクして空気なくなると、路面から受けるダメージがタイヤによって吸収されずに直接カーボンホイールに向かうからね。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)