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2017年ツール・ド・フランスの第1ステージは個人TTやった。そこで、チームSkyの面々は圧倒的な力を示したわけやけど、そのときにSkyの選手たちが着用してたTT専用ジャージ(スキンスーツ)は、カステリから提供されてるものやけど、上腕部分あたりになんか小さな突起物(パネル?)みたいなもんがついてた。
それに対して、UCIルール違反ちゃうんか?との声が上がってたもよう。
情報源:Team Sky’s Tour de France time trial skinsuits declared legal despite rivals’ complaints
Team Sky Twitterより |
問題となったスキンスーツ(TTジャージ)はこれ。両腕にイボイボあるのがわかるかな?ツールの第1ステージでも着用してたこのスキンスーツは、どうやら今年のジロのTTでも着用してたものと同一のものっぽい。色は違うとして。
情報源記事によれば、ツール第1ステージ終了時点で少なくとも2つのチームが、このスカイのジャージに文句を言ってたようや。
情報源記事ではその一人として、プロチームFDJのディレクターであるFred Grappeというおっちゃんのことを書いてる。このGrapppeおじさんは、スポーツ科学の博士で大学でも教えているもよう。
UCIルールでは、ウェアには純粋にウェアの一部として必要不可欠なもの以外の、余計なものはつけたらアカンということになってる。
今回のSkyジャージの突起物(パネル?)はその「余計なもの」ちゃうんうか?という主張やね。
GrapppeおじさんはTwitterでこう言うてる。
Quels avantages aéro peut-on tirer de vortex placés sur les côtés des bras en chrono ? Est-ce réglementaire ??? https://t.co/kg51ktI6e9— Fred Grappe (@fredgrappe) 2017年7月1日
訳「両腕に空気の流れを調整させるような突起物ついてたけど、なんか意味あんのそれ?ていうかUCIルール違反ちゃうんか?」
ちなみに、同じような突起物をつけたジャージをテストしたら、1㎞で1秒ほど速くなるらしいで。うーん、ただの誤差!
なお、審判長が第1ステージ後にチームSkyのディレクターを召喚し、このジャージをチェックしたところ、
審判長「なんの問題もなし」
との結論。ということで、一件落着。
関連ネタ
https://bikenewsmag.com/2018/06/11/uci-starts-to-investigation-on-specialgel-used-by-lottosoudal-atcriterium-du-dauphine2018/
第1ステージの30秒まとめ動画。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)