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ロードバイク用おすすめの冬のインナーシャツ。定番品を2つ紹介とインナーシャツを着るべき理由。

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今回は冬のロードバイクのインナーに着るシャツの話。ワシの愛用品Craft社のExtremeシリーズのシャツの紹介も兼ねてる。

 

冬のロードバイクにおける2つの最大の敵、それは汗冷えとつま先・指の冷え。今回は汗冷えに関する記事や。

 

そんな汗冷えを防ぐには高機能のスポーツ用インナーシャツが必須。これ常識。というわけで、今回は冬のロードバイクでの汗冷えを防ぐ、定番インナーシャツ2種類とワシの愛用品とかの紹介やで。

 

 

 

(1)なぜ冬のロードバイクではインナーシャツが重要なのか?

 

Rapha ベースレイヤー
From Rapha Twitter

 

厳冬期でもちょっと追い込んで走れば、あるいは山で登りをいくつもこなせばすぐに汗をかく。しかし、その汗がウェアの内部に溜まり体を濡らすと、それが冷えて体の熱が急速に奪われて、まるで1人だけ一足先に温暖化による氷河期を体験してる気分になれる。地球温暖化は地球が寒くなることらしいで。理屈は知らんけど。ハリウッド映画で見た。

 

水にひたしたタオルを冬に干して置いたら凍るやん?それと同じように、汗を上手く処理できないと汗をすった衣類が冬風にあたると……あとはわかるな?

 

夏とかならそんな汗かきまくっても問題ない。だが冬に汗冷えの状態やと風邪をひく可能性が高くなる。風邪をひいたら数日間、下手したら一週間運動できなくなる。ということは、太る。ヤバいね。それにちゃんとしたインナーを買えば、「汗冷えしたくないから乗りたくない」という言い訳もする必要がなくなる。ガンガン乗ろうや。いうても、絶対に汗冷えしないというわけやないけどな。軽減できるだけ。

 

高機能インナーシャツは汗を体から吸い上げ、それをより上層へ、つまり他のウェアへと汗を移動させる機能があるんや(らしい)!すごいやろ!(たぶん)

 

せやから高機能インナーは体にまとわりつく水分を減らし、寒い環境下でも汗冷えによる体温低下を軽減してくれるんや。それに、インナーを2枚重ね着すればそれだけでちょっとした防風・保温ウェアの代わりにもなるでよ。ジャージ2枚を重ね着はかさばるし、動きにくい感じするやん?でも、薄いインナー2枚ならそんなことないやろ?

 

高機能なアウタージャケットの下に重ね着したインナー2枚だけというのも、現代のロードバイク乗りにはよくあるスタイルやで。

 

せやから高機能インナーは冬ほど重要やし、その存在価値、お金を出す価値ってのがわかりやすい。お金を出すなら冬のインナーや!

 

ま、インナーシャツの効果を科学的にごちゃごちゃ説明なんてやっても意味ないからやらへんけど(できない)、みんな使ってるからお前らも使っとけ。

 

ちなみに、も1つ常識やけど、ユニクロのヒートテックはやめとけ。いちいち理由はワシのこの記事では書かへんけど、ネットにはその理由を説明してる記事が山ほどある。

 

さて次は、定番の人気商品を2つ紹介や。

 

 

 

(2)冬のロードバイク用インナーで圧倒的人気・使用者数を誇る2つの製品

 

下の(4)でも書くんやけど、まずは定番のインナーシャツから買ってみるのをおすすめする。その定番のシャツとは、次の2種類。

 

①モンベル ジオラインL.W.

 

定番インナーの1つめはこれ。モンベルのジオラインL.W.ってやつ。L.W.ってのは、ライトウェイトってこと。生地が薄めのタイプ。他にもL.W.よりちょっと厚めのM.W.(ミッドウェイト)もある。でも、定番はL.W.のほうといって過言ではない。

 

これ。

 

 

モンベルの公式通販サイトでは、こう書いてある。

 

軽量で速乾性に優れているので、寒い季節の激しく汗をかく運動や、夏場のウォータースポーツなど、オールシーズン活躍する汎用性の高いモデルです。また、薄手で、伸縮性にも優れ、重ね着がしやすくなっています。

 

最適な用途は登山/サイクリング/ウォータースポーツとも書いてある。ちゃんとサイクリングと書いてる。

 

日本人ならモンベルは知らない人間がいないといえるほどの山登り専門の有名・定番ブランド。自転車よりも過酷な環境である冬山で使える製品を作ってるからめ、そらブランドとしての信頼性はあるよ。でも、注意したいのが、「山登りのアイテムならだいたい自転車でも使える」ということは無い。やっぱりモチはモチ屋よ。

 

冬山登山と自転車は共通する部分もあるやろうけど、やっぱり違うよ。せやから使えるもの、使えないものはちゃんとあるし区別せなあかん。

 

でも、紹介したこのジオラインL.W.は山でも自転車でも使える優れもの。だからこそロードバイク乗りの多くがこれを愛用してる。ワシも1つ持ってる。

 

なお、このジオラインシリーズやけど、なんと最近(?)ロードバイク専用のM.W.も出てたもよう。下のコメント欄でその情報をもらったから、コメント欄も読んでみろベイベー。

 

 

 

②Craft Extremeシリーズ

 

そして、定番品の2つ目がこれ。Craft社のExtremeシリーズ。年度によって若干名称と細部の構造などが変わる。でも、まぁ毎年安定の品質と人気を誇る。

 

これ。

 

ちなみにWiggleで買うとAmazonよりだいぶ安い。

 

Wiggle:Craft Active Extreme 2.0 CN

 

Wiggleさんには商品説明でこう書いてある。

 

気温の低い晴れの日に適した性能を発揮するよう、熱心なアスリート向けに開発された長袖ベースレイヤーです。 2層構造の生地に、温度調整機能に優れた CoolMax Air が採用されています。

 

また主な特徴として、

 

CoolMax Air 採用の 2層の生地
抜群の水分調整機能
高い透湿性
人間工学に基づいたフィット
高性能で快適
気温の低い晴れの日に最適

 

と説明されてる。

 

このCraftのExtremeシリーズはワシの愛用品。モンベルのジオラインL.W.は1枚しかもってないけど、Extremeシリーズは夏・春秋・冬の3つの各季節ごとに3枚ずつ持ってる。袖なし、半袖、長袖と。

 

 

 

(3) モンベルジオラインL.W.とCraft Extremeシリーズに性能の違いはあるのか?

 

モンベルのジオラインL.W.とCraftのExtremeシリーズのレビューは、別の記事でまた後日に書こうと思う。ちょっと待っといて。

 

2つの違いを簡単にまとめると、「違いを簡単に言うのが難しいほど、似たようなもん」

 

おまえら「なんやそれ!まとまってへんやんけ!」

 

となるやろうけど、いやマジで別にどっちでもええんよ。確かに着心地や素材感(?)、汗の処理方法などは若干違うんよ。若干ね。

 

で、その若干がどの程度の差になってるんかといえば、「着てる人間のその時の気分の差」みたいなレベル。すなわち、

 

ある日「ジオラインL.W.ええわ~」

翌日「いやーやっぱりCraftのはええわ~」

 

みたいなもんよ。

 

だいたいやね、日によって走る環境が違うやん。場所、温度、湿度、気分、体調、走行メニューとか、発汗量も日に日に、時々刻々と変わる。そんなんで正確に違いを測定したり感じられるわけがないやん。せやからごちゃごちゃ考えるのはアホやでアホ。小難しいこと考えてないで、さっさとどっちか(両方)買って、走りだせばええんや!

 

結局、紹介した2製品は定番の人気インナーシャツ(ベースレイヤー)やからね。だいたいみんなこの2つよ。せやからロードバイク初心者は余計なこと考えんと、まずは最初の1枚としてこのどっちかを買っとけば問題ない。

 

でもワシはやっぱりCraftのほうが好きやな。昔からずっと使ってるからかな。慣れかもしれへんね。

 

 

 

(4)おまけ: ロードバイクのインナーについて最近の流行と最新の着こなし方。

 

①最近のインナー事情

 

 

あと、最近のロードバイク用インナーの着こなし方ってのは、実はこれまで紹介したインナーの下にさらに、SMっぽい網目シャツを着るのが最先端。日本のAmazonで普通に買えて一番評判よさそうなのが、山登り専門(?)ブランドのミレーのやつ。

 

 

あとファイントラックのスキンメッシュというのも有名で愛用者多い(たぶん)。

 

 

 

②どんな効果があるのか?

 

なんでこういうやつをインナーのさらに下に着るのかというと、汗冷えを軽減させるため。モンベルやCraftの紹介したような高性能インナーでもそれがあると無しではかなり違いあるんやけど、こういう網目のやつを切ると、さらに汗の処理が捗るんや。

 

こういった網目(メッシュ)のスケスケシャツがあると、モンベルのジオラインL.W.やCraftのExtreme系シャツだけでは処理しきれない汗の量でも、うまいことええ感じになる確率が上がるんや。せやから、最近はこういうメッシュのを着てから、さらにその上に普通の高性能インナーを重ねるというのが流行り。

 

ぶっちゃけこういうメッシュのシャツを着ておけば、ユニクロのヒートテックでもいけるらしい。あるいは速乾性にすぐれる化繊じゃなくて、自然系の素材のシャツでもわりといけるらしい。ワシはそんなん試すつもりもないけどな。そういうシャツは単体じゃアカンけど、網目シャツとの合わせ技で使いもんになるらしい。進化するわけやね。

 

あと、メッシュならどんなシャツでもええっちゅーことちゃうで。ちゃんとそれなりの高性能なメッシュシャツが必要や。その定番は上で紹介したミレーのとファイントラックのやつ。他にもOutwetとかある。

 

とまぁいろいろ書いたけど、実際には人によって発汗量も寒さに対する耐性も違うし、乗る場所も天候も温度も違う。乗るときの激しさも変わる。そしてアウターに着てるジャケットとかジャージなどの製品も違う。せやから絶対に「これや!」という正解は無い。いろいろ試せるだけのマネーがあるなら、多くの製品を買いまくって様々な組み合わせと試してみればええけど、それはさすがに無理やろ。

 

せやから今回紹介したようないわば最大公約数的な、定番のインナーを買っとけばええ。そこからスタートしてみてアカンかったらそのときにまたごちゃごちゃ考えたらええ。冬のロードバイクに慣れるとまた冬の走り方・環境も変わるやろうし、そんときになってみんとわからへんこともあるしな。まずは冬のロードバイクを体験してみないとな。

 

 

 

Wiggle:Craft Active Extreme 2.0 CN

 

(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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2 comentarii

  1. モンベルのジオラインなのですが、製品情報には出てないかもしれませんが、ロードバイク用のジオラインも作ってるみたいです。ジオライン M.W. サイクルアンダーシャジだったかな?そんな名前
    (具体的には着丈がチャリ向けに長めになってて、風が当たる正面はMW、背面はLWで汗を排出しやすくしたデザイン)

    自分は寒がりなのでMWの上に極地用のEXP着てますが・・・

    つま先などの末端冷えはまだ対策していないので、防寒記事の続編楽しみにしてます!

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