2018ジロ第15ステージ感想:なんやこれ……
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実は土曜日夜の第14ステージは見てないブヒ。ちょっと1日中やることあったし、翌朝も早起きせなアカンかったから、夜はサクっと寝たんよ。見たかったけどね。でもま、結果は知ってる。
で、ワシは勘違いしてたんよ。てっきりゾンコランが終わったら休息日やろと。連続で第15ステージがあったんやね。うっかり2日連続で見ないままと寝ることになるところやったわ。しかし、それに気づいたのも、レース終了の1時間ぐらい前やったか。何気にDAZNにアクセスしたら、「ファッ!?やっとるやんけ!」と。ま、ワシのおつむなんてこんなもんよ。豚やしね。
でもま、第15ステージもゴール前20㎞あたりからやたらおもしろくなったから、それが見れて結果オーライ。
というのも、残り20㎞切ってまたあの人がアタックしたよ……。
マリアローザによる舞踏会の時間だあああああああああああ!!
もちろん、これには誰も追いつけず、誰もチェックに入れず。実質この時点で、このたった一つのダンスで勝負は決まった。
ゾンコランを制したフルームに至ってはずっと後方に沈む始末。アシストのワウト・プルスが先頭で引くも、そのペースにすら必死についていくのがやっとみたいな感じやったね。ケイデンスはいつも通り一人だけ明らかに違う回転数なんやけど、力?速度がでない。たぶん脚に力がないんやろね。せやから余計にケイデンスで稼ぐ・ごまかすしかないんやと思う。
UAEのエースのファビオ・アルにいたっては、もうケイデンスで誤魔化すとかそういう次元じゃなかったね。完全にもう終わってたね。肉体が。気持ちも、もうキレてるんとちゃう?
先頭をひた走るイエーツの後方では、ピノーとポッツォヴォーヴォが「おらおら!どんどn回していくぞおおお!回れや回れ!」と煽るものの、追走集団の統率はとれずバラバラのまま。その中にいた、モビ☆スタのカラパスは新人賞ジャージを争っているせいか、やたらこずるい走り方をしてくれて、ワシはニンマリ。なお今後の集団内では嫌われるもよう。
そんな追走集団から、デュムラン(大)は一人遅れていった。
軽快かつ力強い独走でゴールに突進するイエーツ。追いつけるものなど誰もいない。完全に覚醒したね、才能が。アカン、強すぎるわ。
勝負所のダンシングもシッティングもしんどさを感じさせないような、一人だけ余裕な走り方してるように見える。それが調子が最高に良いってことなんやろうけど、見てて正直「なんやこれ。なんやこの強さ」と、乾いた笑いが出るわ。( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
そんなイエーツを追走していた集団から、少し遅れてデュムラン(大)。しかし、マイペース走法で最後の最後にはゴール前で追走集団においつき、なんとか同時にゴール。その後方に集団がまたあって、その集団からもさらに遅れてゴールしたのがフルーム。
たぶん一番合理的な考え方は、これもうフルームはツールのために、はよ帰ったええんとちゃうか?となるんやろうけど、フルームもけっこう頑固やしね。せめてステージ優勝をもう1つと狙ってるんかもしれへん。でも、ジロで調子があがらないままツールってのもなかなか危険な賭けやな。そらツールはジロと比べればチーム力でなんとかなるレースやろうけど、それでも限度があるしね。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)
フルームはTTでももう一勝を狙っているのでは……?
でもデュムランがいるし…。
たしかにTTは狙ってると思うブヒ。ひょっとしたら体調回復のために第15ステージはあえて筋肉疲労を抑えるような登り方をした可能性が……?
でも、このステージでの走り方と表情みてるとどうもその可能性もなさそうブヒね。