2018ツール・ド・フランス第4ステージ感想:カヴェンディッシュなんか落とす。
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さて、第4ステージ。今日もスプリント勝負のステージ。実は帰宅後にJスポを見始めたのが、残り25㎞ぐらいやったやろか。それぐらい。せやからレース序盤・中盤とかはどうなってたか詳しく知らんのよ。
でもまぁ結果も予想通りというか、展開についても、逃げと集団とのバトルはそれなりに緊張感あったし今回も落車があったけど、まぁ結果からすればよくある展開やったね、で終わるから別にどうこう書くことはほとんどない。
とはいうものの、以下の2点がちょっと気になったので、それについてちょびっとだけ書くことにする。
- あるチームがこれまでのスプリントステージとは1つ違う動きをしていた
- それに関連して、別のチームのちょっと気になる現状
この2点ね。
(1) Dimension Dataがこれまでと違う動き。そしてカヴェンディッシュのミス
まずカヴェンディッシュやけど走行中になんか落としてた。
ん?バイクにトラブルか?
!?
なんか落ちたで!
慌てて取りにいくカヴェンディッシュ。
結局何を落としたのかわからんのやけど、動画みてたらバイクの下部、BB付近からポロっとなんか外れたような感じで落ちた。ボトルケージ?いや無線機か?
で、最後のスプリント場面やけど、カヴェンディッシュは位置取りをミスったね。先頭に出るのが困難な位置に沈んでもうた。そして、どっかの選手がカヴのハンドルにぶつかって、ハンドル取られてスプリント出来ずじまいやったね。抗議してたけど、まぁ違反とまではいかへんかったやろね。
でも、チーム監督の話によると、カヴ本人の調子はどんどん良くなってきているらしい。これまで第1&第2ステージとは明らかに肉体の調子が違い、ええ感じになりつつあるそうや。
次に、Dimension Dataのチームとしての動きが、この第4ステージはこれまで違ってたね。だいぶ積極的に集団を牽引し、最後までカヴェンディッシュのスプリント準備のためにちゃんと機能してたと思う。まぁ最後は上述の通りカヴェンディッシュ本人のミスで、そんなチームの努力は台無しになってもうたけど。
監督のコメント見てたら、この第4ステージでのチームの動きは計画通りだったみたいね。つまりこれまでの反省点を分析し、改善(KAIZEN)を実践したということ。それがレース中ずっと上手いこといってたようやね。したがって監督自身はチームの走りには満足してるようや。カヴ本人の調子もあがりつつあるようやから、あとは結果と運のみ。
最後の場面を見てると、
- カヴェンディッシュが自チームのトレインに入っていたら
- トレインの枚数があと一人多かったら
という2つの条件を満たしていれば、勝てた可能性かなり高かったんとちゃうかな。
(2)キッテルとカチューシャ
で、上記Dimension Dataとは違い、どうもチームとして上手くいってなさそうなのがカチューシャ。今回もゴール前でキッテルが一人奮闘という形。うーん、どうなの?
キッテルとそのチームについては今年序盤のレースでも記事にした。
https://bikenewsmag.com/2018/02/08/katusha-alpecin-teamtrainformarcelkittel-does-not-work-enough-at-dubai-toure/
https://bikenewsmag.com/2018/02/22/kittel-and-team-not-in-a-rush-to-win/
どうもこれら過去記事で書いた状態がまだ続いてるような気がする。クイックステップに比べると単にチームのトレインパワーが劣ってるというだけかもしれんけど。カチューシャには総合上位を狙う\ザッカリ~ン/もいるから、そっちにもパワーを割かないとアカンという布陣やからね。同様にアラフィリップがいるとはいえ、平地系に特化したスペシャリスト揃いのクイックステップにはなかなか比肩はできないか。
チームとして改善を見せたDimension Dataと、その改善が全く見られないカチューシャ。スプリントエースの結果が出ないという点は同じであるものの、チームとしての機能性は明暗分けた。そんな第4ステージやったとワシは思う。いやホンマ、カチューシャはもうちょっとなんとかせなアカンよ。
(3) まとめ動画と第5ステージのコースプロィール
第4ステージのまとめ動画
今日の第5ステージはこんな感じ。
丘系のコースやね。アップダウンが小刻みにあるタイプ。山がちょこちょこあるけど、全部小さな山だけ。ただ積算される獲得標高はそれなりの数値になるね。最後は登りゴールかな?スプリンターがたとえ最後までサバイバルできたとしても、ちょっと厳しいか?マシューズ、サガン、アーベルマート、バルベルデあたりが本命か?特にバルベルデ?チームSkyならクヴィアトコウスキーが勝ちそうなコースやね。でも、フルームのアシストあるから動かへんと思うけど。
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(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)
私も、昨日見ておりました。最後の残り900mの際にディメンションデータトレインが見えたので凄く期待してましたが肝心のカヴがいなかった・・・・何とかTOP10リザルトに名前が出て欲しいです・・(グライペル・カヴの競演が見たい)
でも、スプリンターの世代交代は確実に来ているので中々勝つのは難しいですね。それにしても、クイックステップトレインが強力すぎてこのままだとカビリアは5,6勝はできそうですね。
だた、前の記事にジルベールさんのコメントの様にスプリトステージなのに最後の最後にSKYが出てくるのは違和感を感じますね。何かと、落車が多い年なので総合系とスプリター系の住み分けが出来るといいですね。
管理人さんが記事に書いてあるようにキッテルはもがいていますね。はまった時は強いのですが連係プレーが機能していないような(シーズン序盤と同じですねw)・・以前、カヴがインタビューでキッテルがビビアーニに負けた時に「皆、キッテルが強かった理由がわかったでしょ」と言ってました。
エティックスは勝ちまくっているので、二人とも前チームに一泡吹かしてもらいたいですね。
サガンが差し切れないガビリアのスピードの伸びってのはやはり現時点では最強かもしれないブヒね。
グライペルは惜しかったブヒね。あと、本当に昨夜は「お?これカヴェンディッシュいけるんとちゃうか?」と思ったのに、最後は「あれー?」みたいな感じだったブヒね。
休息日まで、まだ第7&第8とスプリントステージがあったはずなのでそこでの再奮起に期待ブヒ!
カヴェンディッシュが接触したのは黄ロットのフレーネウェーヘンですね。カヴェンディッシュの左側から寄せて来たときに肩あたりが接触、バランス崩して「なんじゃオラァー」してました。
昨日のステージはキッテルかカヴェンディッシュが来る!と思ってたんでJスポのクイズでその他に投票したんだけど… ちなみにこれまで全ステージ外してます。エヘン
DDに比べ、ほんとキッテルは孤軍奮闘を強いられてますね。まさに宝の持ち腐れ。
フルーネウェーヘンだったブヒか、なんか黒っぽいジャージが見えたのでディレクトエナジー?とも思ったブヒ。
それにしても同じくJスポのクイズはなかなか当たらないブヒねぇ。解説のシュークリームとは違う予想をしてるのに・・・