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UCIがチームSkyの弱体化を狙い、1チーム6人制と年俸総額の制限を導入か?選手の反応は?

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情報源:Riders react to UCI President David Lappartient’s suggestions of six rider teams and budget caps

 

UCIの現会長はなんとかしてチームSkyを弱体化させ、戦力を他チームに分散させたいもよう。イギリス人が嫌いやから?いやいや、ロードレースの未来のために。

 

 

 

UCIが1チーム6人制と年俸総額の制限を導入か?

 




 

 

①UCIの現会長の狙い

 

チームSky
From Team Sky Twitter

 

現会長でフランス人のDavid Lappartientは情報源記事で次のように述べる。

 

“We should go further with a reduction to six, I think, for the measure to be really effective. At seven, a team like Sky is still racing. At six, the less the leader, it’s only five guys to ride, they would tire a little more,”

 

訳「ワシらはさらに改革を推し進めて、6人制を採用したほうがええと思っとるんよ。それが実効性のある方法やと思っとる。7人だとSkyのようなチームはまだまだ強いままや。6人やとダブルエースとか無理やろ、アシストはたった5人だけになるし。そうなったらちょっとレース運びも厳しくなるやろ」

 

チームSky
From Team Sky Twitter

 

ま、1チームの人数が少なくなったら、エース1人を守るためのアシストも減るわけやからそうなるね。アシストをガンガン使いつぶすようなレース運びは無理になる。また、仮に複数のエースを立てても、それを守り切るためのアシストの人数は十分に確保できひん。

 

さらにDavid Lappartientは続ける。

 

“We could regulate the overall payroll of the teams, to balance the forces. Because today, we realize that Sky has Geraint Thomas, Chris Froome and Egal Bernal, three riders who could be first, second and third in the Tour de France. However, cycling is interesting when the best are in different teams.”

 

訳「UCIとしては、チームの給料総額に制限を設けて各チーム間の勢力の均衡という可能性も考えてる。なんでやというたら今の状況みたらわかるやろ。チームSkyにはG、フルーム、ベルナルの3人がおるやん。そんなんツールでそのうち総合1~3位まで独占するレベルやで。でも、ロードレースがおもしろくなるのは、トップクラスのエースがばらばらのチームに分散してるときやで」

 




 

 

②現役選手たちの反応

 

チームSky
From Team Sky Twitter

 

このUCI会長の言葉に、選手たちはこう反応する。

 

まず否定的な立場の2人。Lotto Soudalのデ・ヘントとチームSkyのKWSK(クヴィアトコウスキー)。

 

 

デ・ヘントはUCIの管理が強まることに対してディストピアな世界をイメージしたのか、UCIが徹底的になにもかも管理するレース世界をツイートしとる。「全部のステージは距離65kmだけ!トレーニングキャンプとかいろいろなし!ボトルは1日2個だけ!消費カロリーは2000カロリーだけ!ドラフティングは20秒だけ!ギアは4つだけ!毎回F1方式のスタートで、スタート前には催涙ガスや!」と、今年のツールの内容を揶揄しながら、ディストピアなロードレースを仮定し、そんなUCIの考えに皮肉をぶちまけてる。

 

次にチームSkyのKWSKは、「なんでサガンや、クラシックレースのクイックステップや、チームTTのBMCといった圧倒的強さは許されてて、ワシらチームSkyの強さだけが批判されなあかんねん」と非難。

 

チームSky
From Team Sky Twitter

 

一方で、チームUAEエミレーツのエース、ダンマーことダン・マーチンはやや肯定的な意見。

 

ダンマーは、「給料総額の制限よりも、むしろ低予算チームにもっとお金が回るようなシステムを作ればええんとちゃう?」という内容をつぶやいてる。

 

サッカーとかメジャーリーグでは低予算チームに対する支援体制は構築されとるから、ロードレースにもあってええと思うけど、じゃあそれで実際どうなるかといえば、どうなるんやろね。やってみなわからんけど、ま、やってみたら?アカンかったらまたもとに戻せばええやん。

 

え?簡単に考えすぎ?いやいや、物事をなんでも難しく考えすぎなんやで。シンプルにいこうや。さぁ全てのしがらみを捨てるんや。くだらない人間をやめてブタになろうや。

 

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(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)

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3 comentarii

  1. 確かに一強時代が長く続くのはそう望ましいこととは言えないとは思いますが、ここまでくるともはや偏執狂とでも呼べそうな…
    そんならいっそチーム戦略なんか一切禁止のガチ個人戦、無線もチームのサポートカーも一切禁止でメカトラは選手が自分でなんとかする、といったように、古き良き?昔に戻せば、と言いたくなりますね。デヘントの皮肉も宜なるかな、ですよ。

    • いっそのこと、超級山岳を1つだけにして全体的にコースをぬるくしたうえで1チーム6人にするほうが、実際にやってみたら改革らしくなったりして?

      • お〜、そのコース設定はやってみる価値がありそうですね。
        平坦ステージ、山岳ステージとすっぱり分けずに、山をほどよく入れてスプリンターもクライマーも毎回絡めると面白そうです。全選手に休みどころステージが無いという…(^_^;ゞ

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