【F1のあの会社が？】カヴェンディッシュがバーレーン・メリダへ移籍か？【マクラーレンの影】

 

いまだに来期の契約についての情報が何もでてこないマーク・カヴェンディッシュ。

 

ところがここにきて、バーレーン・メリダとの契約の可能性があるとの憶測が出てきとる。その話において鍵になるのは、F1でおなじみのイギリスの車会社、Mclaren（マクラーレン）や。

 

一体どういうことなのか？

 

情報源：Could McLaren sponsorship at Bahrain-Merida edge Mark Cavendish towards team?

 

 

 

(1) マクラーレン、カヴェンディッシュ、そしてバーレーン・メリダ

 

Q2 comes to an end with Fernando finishing the session in P11. #SingaporeGP 🇸🇬🏁 pic.twitter.com/qf4pRAXOEp

— McLaren (@McLarenF1) 2018年9月15日

 

なんでF1マシンでお馴染みのマクラーレンがロードレースの移籍契約に関係してくるねん、と思うかもしれへんけど、次のようにいくつか点で同社はロードレース界と関係がある。

 

まず1つめとして、ロードバイクの空力性能を向上させるべく、F1マシンの技術・発想を応用できないかみたいな感じでSpecializedがマクラーレンと共同開発してたりする。Pinarelloもなんかどっかの会社とやってた気がする。

 

こんなの。

 

This mega #McLarenOrange S-Works Roubaix was developed by McLaren Applied Technologies & @iamspecialized to celebrate our 50 years in #F1. pic.twitter.com/6RT6CX4Nqh

— McLaren (@McLarenF1) 2016年10月20日

We know you LOVE the S-Works+McLaren Venge bike so we’re pretty sure you’ll like these events… https://t.co/dLbXLZFF pic.twitter.com/JyVqQ2Bs

— McLaren (@McLarenF1) 2012年2月10日

 

で、カヴェンディッシュもそんなSpecializedのバイクに乗ってた時代があった。チームHTC時代からのつきあいがある。

 

2つ目として、マクラーレンはイギリスの会社。もちろんカヴェンディッシュもイギリス。まぁこれはあんまり関係ないやろうけど。

 

3つ目として、バーレーン・メリダがマクラーレンとスポンサー契約を結んだこと。さらにいえば、バーレーンの政府系ファンドMumtalakatが、マクラーレン社の大株主の一人でもあるんよ。せやから資本関係がそもそもあるんよ。

 

Sooo happy to be riding again with my best mate, @EiselBernhard. More importantly, so pleased he’s fit and well after a haematoma on his brain only a few months back. (📸 @mhaller91) pic.twitter.com/FnBBLaj7aH

— Mark Cavendish (@MarkCavendish) 2018年7月31日

 

また、上記のこととはちょっと話が変わるけど、カヴェンディッシュとDimension Dataとの関係が現在冷えているという話もある。つまり、チームが契約を更新しようとしてなくて、ここしばらくはずっと両者は話をしてないとの噂もあるようや。

 

そんなわけで、マクラーレン社がバーレー・メリダと契約をしたならば、マクラーレン社の存在が鍵となってカヴェンディッシュの移籍となるんちゃうか、という憶測やね。

 

ただ、この移籍の憶測には若干、疑問点があるといえばある。

 

1つめは、チームのスポンサーでもあり、カヴェンディッシュのスポンサーでもあるオークリーと、カヴェンディッシュ本人のスポンサーであるNikeがどう動くか。

 

ま、Nikeはチームと関係ないからどうでもええかもしれへんし、オークリーもさほど移籍に興味ないかもしれへんけどね。

 

2つめは、バーレーン・メリダに移籍するとしても、カヴェンディッシュの居場所はあるのかということ。

 

明らかに総合争いに重きを置いてるチームやし、カヴェンディッシュのためのトレイン要員を、しかもクイックステップなどに対抗できるようなトレインを組める力や余裕がバーレー・メリダにあるとは思えへん。まだディメンションデータのほうがスプリント勝負はしやすいと思える。

 

どうなんやろね。

 

 

(2)バーレーン・メリダでなければどのチームか？

 

ただし、もちろんこれらはあくまで可能性の話。現段階では。当たるも八卦当たらぬも八卦。

 

で、仮にカヴェンディッシュが移籍するとして、しかもバーレー・メリダじゃなかったら？他に移籍先として可能性のあるチームはといえば、ここやろね。

 

Mark Cavendish: Geraint was always one of the nice guys – now he’s a great, too https://t.co/Z3VQdJf7Ii pic.twitter.com/6LS57QSqwy

— Telegraph Sport (@TelegraphSport) 2018年7月30日

 

そう、チームSky。かつて所属してたチームやね。ゲラント・トーマスともラブラブやし。

 

これは過去にネタにした。

 

https://bikenewsmag.com/2018/09/05/teamsky-is-open-for-cavendish/

 

さてさて、どうなるかは発表あるまでわからんけど、世界選手権の前後でなんか発表ありそうな気がするね。ワシ的には。

 

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（関連する過去記事とか、１つ前・後の記事は下のほうにあるで）